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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」1月第3週 「福井という土地から障害福祉×アートを根づかせてゆくこと」荒川裕子さん、濱見彰映さん 前編

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今回から2週にわたって、NPO法人福井芸術・文化フォーラムの荒川裕子さんと濱見彰映さんをゲストにお迎えします。福井芸術・文化フォーラムは、福井市文化会館を活動拠点に、様々なイベントや市民参加型のアートプロジェクトを企画・運営しているNPO法人です。その事務局スタッフとして働くお二人は、障がいのある人の表現活動の可能性を紹介し、語り合う場を企画するなど、アートと福祉の関係性についても様々な活動を展開中です。


荒川裕子さん(左)  濱見彰映さん (中)  アサダパーソナリティー(右)

福井芸術・文化フォーラムは、市民が自分たちの手でホールを作ろうという動きの中、行政も一緒になり、2年間の議論を経て2000年に生まれた法人だそうです。福井市文化会館の企画を考えるにとどまらず、「芸術文化でまちづくり」ということも使命としてあるため、町の中で市民に舞台芸術を届けるということもされているそうです。

町の中でのアートプロジェクトの一つとして、乳幼児のためのちょこっとクラシックということで、町の中のカフェで乳幼児を持つお母さんたちが赤ちゃんと音楽を聞いて、ご飯を食べて、喋って…という取り組みをご紹介いただきました。このプロジェクトが生まれた経緯を、荒川さんが淡々とお話ししてくださいましたが、荒川さんの熱意と機動力が伝わってくるエピソードでした。

障害福祉×アートということについて、濱見さんは学生時代から大学の先生のつながりで、知的障害のある人の余暇としてのダンスワークショップに関わっておられたそうです。濱見さんとしては、福祉という入口でこのダンスワークショップも見ていたわけでなく、そこにいる人たちに障害があるということは後から付いてきているので、現在、障害のある人の表現が見直されているというようなことを聞くと、なんとも収まらない気持ちになるそうで、その関係性ということについてもどう考えるべきか揺らいでいる状況だということです。
そんな疑問も持ちながら福井で実践されていることを、次週また詳しくお聴きします。

放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次週も引き続き、荒川裕子さんと濱見彰映さんをゲストにお招きします。1月22日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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