本年度、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAを運営する社会福祉法人グローは、タイとの交流事業を行います。
本事業は、国際交流基金アジアセンターの助成を受け、2016(平成28)年度 アジア・文化創造協働助成プログラムの枠組みで実施するものです。
具体的には、タイという国で「アール・ブリュット」を知ってもらうことを目的に、本年度を通して、タイでのアール・ブリュット作品調査や専門家交流を行うプロジェクトを企画しています。その一環として、5月31日(火)~6月3日(金)にかけて、タイに行ってきました。
写真は現地の協力団体であるレインボールームとの写真です。
レインボールームは、障害を持つ子供の親御さんから構成される団体です。そういった境遇にある母子の日々のケアや、タイの社会全体の障害者観にまつわる意識向上活動に取り組まれています。
これまで、チャリティーマラソン大会の「レインボーラン」や、障害のある人たちを巻き込んで開催するアート・イベントである「アート・オブ・メイキング・レインボー」など、多数のイベントを実施されてきました。
今回の訪タイでは、社会福祉法人グローとレインボールームとがこのアール・ブリュットを軸とした日タイ交流事業を協力して実施していくということをお約束しました。
以下、レインボールームのFacebookページのリンクはこちらから。
日タイ交流事業については、今後も継続的に情報をお届けしていきます。
※ちなみに、私たちが着ているこのカラフルなTシャツは、レインボールームのチャリティーマラソン「レインボーラン」の記念Tシャツです。