先日お伝えいたしました日タイの交流事業での、アール・ブリュットの作品調査の様子をご紹介します。
5/31~6/4の間、様々な方のご協力のおかげで、数人のアール・ブリュット作者への取材、または、障害のある人の造形活動を支援する現場を視察しました。
本日、ご紹介するのはタイでアートセラピストとして活動されている方のスタジオでの調査の様子です。
タイ国内の障害のある人や、虐待を受けた人、その他、様々な理由で生きづらさを感じる人に、アートを介して、心のケアを行うアート・セラピストのジュンポン・チナプラパート氏とヴォラプラダ・ヴォラタナンチャイ氏。
今回は、ヴォラプラダ氏のスタジオを訪問し、作品を調査させていただいた他、お二人の活動についてお話を伺いました。
スタジオにはこれまでヴォラプラダ氏がセラピーを施した方々の絵がたくさんありました。
アール・ブリュットをテーマに、日本でもご講演されたジュンポン氏が作品についてご説明くださいました。
今後もボーダレス・アートミュージアムNO-MAを運営する社会福祉法人グローでは、タイでのアール・ブリュット作品調査を継続していきます。
※本事業は国際交流基金アジアセンターの助成を受けて実施しています。