平成28年度冬のNO‐MA企画展を担当する公募キュレーターが決定しました。
公募にはアーティスト、インディペンデントキュレーターをはじめ、福祉施設職員や高校生、アール・ブリュット☆アート☆日本のボランティアスタッフの方など様々な背景を持った多数の方々からご応募いただき、改めてアール・ブリュットが様々な人やジャンルを繋ぐ魅力や可能性を持っていることを感じる機会になりました。
そして一次、二次審査を経て、キュレーター・編集者として活動されている田中みゆきさんに今回の企画展のキュレーションをお願いすることに決定しました。
先日第1回目の企画会議を行い、今後田中さんには展覧会開催に向けて作品調査やイベント企画など精力的に活動していただく予定をしておりますので、活動の様子については随時ブログでもお伝えさせていただきます。
公募キュレータープロフィール
1980年11月大阪府生まれ、福井県育ち。2004年上智大学外国語学部英語学科国際関係専攻および、桑沢デザイン研究所デザイン専攻科ヴィジュアルデザイン卒業。2008年にKingston University/London Design MuseumにてMA Curating Contemporary Design修了。21_21 DESIGN SIGHT、山口情報芸術センター[YCAM]、日本科学未来館で展覧会やパフォーマンス、書籍や印刷物などの企画に携わる。
デザインを装飾や意匠ではなく、社会の課題や物事の仕組みを整理し伝える手法と捉え、カテゴリーにとらわれないアウトプットを展開している。
最近は「障害について考えることは世界を新しく捉え直すこと」をテーマに、障害の有無関係なく多様な人々がお互いを尊重し生きられる社会を目指し、さまざまな活動を行っている。