「障害者芸術文化活動普及支援事業」
少し難しい言葉に感じるかもしれませんが、今日は国の取り組みとして始まっているこちらの事業について、滋賀での取り組みを含めてご紹介します。
今年度、「障害者芸術文化活動普及支援事業」が全国22都道府県、23団体によって取り組まれています。
この事業は障害のある人や障害のある人たちの芸術文化活動(美術、音楽、ダンスなど)を支援する人たちを支える取り組みを全国に普及することを目的としています。
平成29年度は全国22都道府県に「障害者芸術文化活動普及支援センター」が設置され、著作権保護や美術•舞台芸術に関する相談対応や研修の開催などを行っています。
滋賀県では、アール・ブリュットインフォメーション&サポートセンター(略称:アイサ)を社会福祉法人グロー内に設置して、この事業を実施しています。また全国の実施団体の連携事務局(美術分野)も担っています。
グロー(アイサ)で行っている普及支援事業の取り組みにはこのようなものがあります。
参加型展示会
「第14回滋賀県施設•学校合同企画展 ing…~障害のある人の進行形」
現在NO-MAで開催中の展覧会
調査•発掘、評価•発信
企画展「シガカラー2018」
3名の美術館学芸員やアートディレクターが県内の作品調査を行い、5名の作者による企画展を開催
1月20日(土)から奥村家住宅で開催します。
2月9日(金)13:15-15:45にはびわ湖大津プリンスホテルで、障害者芸術文化活動普及支援事業の実践報告会を開催予定です。参加費無料ですので、ぜひご参加ください。
障害者芸術文化活動普及支援事業の詳細はこちらのウェブサイトからご覧いただけます。
(木元)