フェスティバル・ベバス・バタス
「ときどき TOKIDOKI―日本のアール・ブリュットinインドネシア―」
2018年度、インドネシアにおいて障害のある人を中心とした文化芸術を発信する大規模なイベント「フェスティバル・ベバス・バタス」が企画され、その一環として日本のアール・ブリュット作品と、これからの両国の交流の展望について展示する「ときどき TOKIDOKI―日本のアール・ブリュットinインドネシア―」が開催されます。
<展覧会趣旨>
この展覧会では、主催者である障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会の一員であり、実行委員会の活動に先がけて国際的な交流事業を実践してきたボーダレス・アートミュージアムNO-MAに焦点を当てます。
NO-MAはその時々にアール・ブリュットの作者に出会ってきましたが、今回はその中から8人の日本のアール・ブリュット作品を紹介します。作品と共に壁を飾るのは、長年アール・ブリュットの作者の下を訪ね歩き、その制作や作品が何を示すのか、思考してきたNO-MAのアートディレクターはたよしこの言葉です。また、2004年の開館以来、時と実践を積み重ねてきたNO-MAは、昨年インドネシアでのアール・ブリュット作品調査を実施し、多くの方々と縁が出来ました。その調査の様子と、調査をきっかけに今後のインドネシアと日本の交流事業の未来を展望した、美術家の北澤潤による「ひとときのミュージアム」の構想も併せて展示します。
この展覧会をきっかけに、ある一定の期間を置いたとしても繰り返し、インドネシアと日本の芸術文化交流が続いていくことを願います。
<会期>
2018年10月12日(金)~ 2018年10月29日(月) 10:00~19:00
※会期中、休館日なし
<会場>
インドネシア国立美術館 Galeri Nasional Indonesia
(Jl. Medan Merdeka Timur No. 14 Jakarta Pusat)
<出展作家>
戸來 貴規(岩手県)、岩崎 司(岩手県)、木本 博俊(愛知県)、木村 茜(滋賀県)、
三橋 精樹(滋賀県)、佐藤 朱美(北海道)、山崎 健一(新潟県)、吉澤 健(東京都)
※アルファベット順
<パートナーアーティスト・コーディネーター>
北澤 潤(美術家/合同会社北澤潤八雲事務所代表)
http://www.junkitazawa.com/
<事業名>
文化庁委託事業「平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業」
障害者による優れた文化芸術を国内外に発信する総合推進事業
<主催>
文化庁、インドネシア教育文化省、障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会、
アール・ブリュット・コミュニティ・インドネシア
<協力>
国際交流基金ジャカルタ
<フェスティバル・ベバス・バタス 公式サイト>
http://www.festivalbebasbatas.org/