「第17回滋賀県施設・学校合同企画展 ing… 」後期　作品紹介　その１

愛育苑 1グループさんの「でんしゃつみき」は、たくさんの電車が並んだ作品です。複数の作者によって制作されており、ひとつとして同じものはありません。それぞれの個性が光る作品を、ぜひご覧ください。

飯沼美代さんの作品は、色とりどりの編み物です。展示空間に散りばめられた作品は、どこか穏やかな雰囲気を漂わせています。飯沼さんにとって、編み物はゆっくりと時を過ごすためのアイテムになっています。

頴川達也さんの作品は、帯状の紙に引かれたいくつもの線です。クレヨンや水彩絵具によって一息に描き上げられた線は、それぞれが異なる様相を見せています。表情豊かに彩られた作品を、ぜひご覧ください。

小野健太郎さんの「縄のれん」は、たくさんの折り鶴から構成される作品です。最初はなかなか整った鶴を作ることが難しかったものの、何度も練習を繰り返すうちに、徐々にきれいに作れるようになっていきました。いくつもの鶴が吊られている様子は、悠然と空を羽ばたいているようにも見えます。

滋賀県立近江学園生さんの作品は、独特の形状を持つ陶磁器です。表面は陶土を球にして押しつぶしたものや、薄く伸ばしたものによって装飾されており、ユニークな表情をしています。ずっしりと重たい作品は、エネルギーをたたえて存在感を放っています。