信楽学園の皆さんにNO-MAにお越しいただき、自分にとって「やさしい美術館」とはどんなところか、一緒に考えながら、それを実際に体験してみるワークショップを実施しました。
1回目のワークショップでは、NO-MAの企画展をそれぞれのペースで、おしゃべりしながらみて回り、その後、「美術館でこんなことをしてみたい!」「もっとこうだったら行きやすい!」というようなことについて話し合いました。
2回目は、最初のワークショップで出たアイデアを取り入れ、展示替えしたNO-MAに再び集まり、作品も展示風景もがらりと変わった展覧会を楽しみました。
そして、最後は、自分の好きな方法で、NO-MAに来てみて感じたことなどを表現していただきました。文章で書いたり、パソコンを使って言葉にしたり、写真を撮ったり、方法は様々。皆さんのあたたかい感想やレンズを通したまなざしに、やさしさを感じます。
今回のワークショップが、皆さんのユニークで豊かな考えや特技を発揮するきっかけになっていれば嬉しいです。そして、NO-MAが「やさしい美術館」であるための手がかりをいただく貴重な機会となりました。
ご協力くださった信楽学園の皆さん、ありがとうございました!