多くの人に読まれている『アール・ブリュット』の著者ローラン・ダンシャンさん。開館当時からNO-MAを取材する毎日新聞学芸部記者 岸桂子さん。研究者と記者、それぞれの視点から「アール・ブリュット」を語っていただきます。
3月8日(土)
13:00~15:00
酒游舘(近江八幡市仲屋町中21)
入場無料(要申込み 0748-36-5018NO-MAまで)
☆ダンシャンさんは、アール・ブリュット・コレクションの理事も務めるなど、ヨーロッパのアール・ブリュットの研究、紹介に尽力されておられます。ジャン・デュビュッフェに関する著書もあり、豊富な画像資料とともに、ヨーロッパのアール・ブリュットを紹介します。大学や美術館などで多数の講演歴を持っておられ、日本では初講演となります。
☆岸さんは、NO-MAをはじめ、主に関西を中心に、身体や精神に障害を持つ人々の芸術表現やそれを取り巻く流れを丁寧に取材されています。NO-MAの開館記念展「私あるいは私」や「ボーダレス」というコンセプト、国内の展覧会、そしてヴェネチア・ビエンナーレまで、記者の目から見た世界をお話しいただきます。
ローラン・ダンシャン(Laurent Danchin)
イギリスのアウトサイダーアート専門雑誌「RAW VISION」特別顧問、アール・ブリュット・コレクション理事を務める。ヨーロッパのアール・ブリュットの研究、発信に尽力。美術館、大学などでアール・ブリュットに関する講演多数。多くの人に読まれ続けている『アール・ブリュット』の著者でもある。現在、アール・ブリュットの新刊を執筆中。
岸 桂子(きし けいこ)
毎日新聞学芸部記者として、NO-MA開館当時より取材を続ける。関西を中心に様々な活動や施設を取材。2013年には、澤田真一さんのヴェネチア・ビエンナーレの記事も執筆。