滋賀県長浜市にある特別擁護老人ホームふくら。ここでは、デイサービス利用者とスタッフがともに施設周辺の生活地域を舞台にした巨大なすごろくを制作しています。回想法を生かしながら、利用者さんの地域の記憶があぶり出され、それが双六に反映され、サイコロがふられ、個々人がコマを進めつつまた語り出す。そんな地域文化が新たに生まれる取り組みを、滋賀県立大学地域共生センター助教の上田洋平さんとともに2回にわたってご紹介します。
今回はその1回目です。
利用者さんお手製のサイコロ。すごろくの上にスタッフが乗ってコマを動かします。
コマが止まった字名で、そこの地域にまつわるエピソードなどを聞きます。
上田洋平さんも参加し、お年寄りのお話をじっくり引き出しました。
放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。
(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)
次週も、『特養ですごろく!? 記憶と語りが織りなす地域文化の可能性』をテーマに、上田洋平さんと現地からレポートをお届けします。7月25日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。