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企画展「鳥の目から世界を見る」出展者紹介(戸舎清志さん、山口晃さん)

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企画展「鳥の目から世界を見る」出展作家と作品をご紹介します。今回は本展のチラシに掲載されているお二人です。


戸舎清志《街と車のある風景》
1982年頃~2015年 381×521mm
紙、鉛筆、ボールペン、絵の具 photo 高石巧

戸舎 清志 Toya Kiyoshi(1969‐ 島根県在住)
彼が描く街の俯瞰図には、建築物以外の道路や駐車場をはじめ空き地などのすべての空間が、車でぎっしりと埋め尽くされています。描かれている建築物は、実在するもので、毎日の職場へのバス通勤の風景を厳密に記憶して、それらを組み合わせて描いています。描き始めた中学生の頃は、絵の中に人間の姿もありましたが、近年はまったく描かなくなり、建物と車のみが過剰にひしめき合う不思議な無人の世界になっています。


山口晃《百貨店圖 日本橋三越》 2011 635×880mm
Inkjet Print ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

山口 晃 Yamaguchi Akira(1969‐ 東京都在住)
時空が混在し、古今東西様々な事象や風俗が、卓越した画力によって描き込まれた都市鳥瞰図・合戦図などが代表作。観客を飽きさせないユーモアとシニカルさを織り交ぜた作風も特徴のひとつです。絵画のみならず立体、漫画、また「山愚痴屋澱エンナーレ」と名付けた一人国際展のインスタレーションなど表現方法は多岐にわたります。

山口晃さんには5月30日に、関連イベントとして作品についてお話しいただきます。
ただいま予約受付中!ぜひご参加ください。

講演「鳥の目で世界を描く―自身の制作からアール・ブリュットまで」
≪定員に達したため受付を終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。4/27更新≫
“現代の絵師”山口晃氏を迎え、前半では自身の制作にまつわるエピソードを、後半では本展アートディレクターとの対談により、本展に出展するアール・ブリュットの作品を回想しながらお話しいただきます。
講師:山口晃(画家)
聞き手:はたよしこ(本展アートディレクター)
日時:5月30日(土)13:30~15:30
会場:まちや倶楽部(近江八幡市仲屋町中21)
定員:80名(要予約) 参加費:無料

<予約・お問い合わせ先>
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
TEL/FAX:0748-36-5018
「お問い合わせ・メールマガジン」からも予約いただけます。

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