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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」7月のゲスト沼田里衣さん「即興演奏が音楽の常識、障害の常識をズラす。音遊びの会のお話から」後編

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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」 本日の放送は前回に続き、沼田里衣さんをゲストにお迎えします。

沼田さんが代表をつとめる「音遊びの会」は、知的障害のある人とその家族、音楽家などのアーティスト、そして音楽療法家たちからなるアーティスト集団です。ラジオGlowのパーソナリティーを務めるアサダワタルさんも、この音遊びの会にゲストとして参加されています。

音遊びの会には、障害のある人のご家族も一緒に演奏をするそうです。
でも、初めからうまくいっていたかというとそうではなく、童謡を歌うわけではなく即興演奏をするのですから、戸惑いやこれで大丈夫なの?という気持ちが湧いたり、我が子を舞台に上がらせるのは不安、といった声もあったそうです。その中で、ミュージシャンがいたこと、彼らの存在は大きかったと言います。子どもたちもミュージシャンから褒められると嬉しいですし、自信にもつながっていきます。またご家族も一緒に参加することで、少しずつ納得していかれたようです。そして時には、別室にいた保護者の方だけでネタを考え、即興演奏をしたりという、嬉しい出来事もあったそうです。その時は掃除機なども使われたとか。


アサダパーソナリティー(左)と沼田里衣さん(右)

当たり前ですが、参加する方の音遊びの会への思いは様々です。否定しながらも面白がってくださる方もいらっしゃいます。音遊びの会では、毎回、みなさんでテーマを考えてイメージを語り合うそうですが、一番面白いのが、参加者がそれぞれにイメージを語り、そのイメージが掛け合わさって、沼田さんが思う以上の「何、これっ?!」というものができていくときだそうです。
「ずれていく感覚」「まだ見ぬもの」への面白さ。即興だからこそ、ズラすことができる面白さというものがたくさん詰まっているようです。

ご興味のある方は、ぜひ音遊びの会にご参加ください。
音遊びの会のfacebookはこちらです。

放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次回は、廣部猛司さんをゲストに「アール・ブリュットと地域づくり 湖北アール・ブリュットの取り組みから」をお送りします。7月17日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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