2011年2月19日(土)~5月29日(日)
ちょっとむずかしい問いかけです。
「自分とは、いったいどういう存在なんだろう。」
自分だけの特徴をさがしてみる。
「気が弱い? 記憶力が良い? 腕力が強い? 涙もろい?」
でもそれは、どれも自分固有のものとはいえない。
では、「自分にしかないものは、どこにあるの?」
それはたぶん、自分が作る「イメージ」の中にあるのです。
「心の景色」と言ってもいいかもしれない。
未だカタチをもたないそれを、見えるカタチにしてみたい、と思うこと。
そうせずにはいられない、強い何かに司られること。
本展では、そのようにして表出された六人の作品に焦点をあてます。
美術教育や流行とは無縁な独自の方法によって、
深く、強く、しなやかな、心の内面力がカタチとなっているのです。
作品を通して観客の方々も、自分自身の心の景色を探索していただく企画展です。
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA |
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開館時間 | 11:00~17:00 |
休館日 | 月曜日休館(ただし祝祭日は開館し、翌日休館) |
観覧料 | 一般300円 高大生250円 中学生以下無料 |
「ココロのけしき」
2月26日(土)14:00~15:30
2月27日(日)14:00~15:30
場 所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
参加費:観覧料
定 員:各20名
小林瑞恵(本展ディレクター)
企画者による作品解説会。作品を鑑賞後、こころの景色を描いてみましょう。
3月23日(水)18:30~19:30[終了]
場 所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
参加費:観覧料
定 員:20名
はたよしこ(本展ディレクター)
当日は、20:00まで特別開館いたします。夜になるとガラリと変化する展示空間の中で企画者によるギャラリートークを開催します。
「破片のきらめき‐心の杖として鏡として‐」(80分)
2008年/日本/80分
撮影・監督・編集:高橋愼二
【2008年第14回(仏)ウズール国際アジア映画祭観客賞受賞(最優秀ドキュメンタリー賞)】
アフタートーク:
「精神科病院での芸術活動-“癒し”としての自己表現」
安彦講平(平川病院<造形教室>主宰)
4月16日(土)13:30~16:00
場 所:尾賀商店(近江八幡市永原町中12)
参加費:無料
定 員:50名
精神科病院での芸術活動を記録したドキュメンタリー映画。アトリエを主宰してきた安彦講平氏によるアフタートークとともにお楽しみください。
「ココロと表現」
5月15日(日) 13:30~15:30
参加費:無料
場 所:尾賀商店
定 員:50名
小林昌廣(IAMAS情報科学芸術大学院大学教授)
アートや演劇、医学にも精通した立場から幅広く語っていただきます。