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ラジオ番組「Glow生きることが光になる」7月第4週「細馬宏通さんと考える‘介護するからだ’に宿る創意」前編

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今週から3週にわたって、滋賀県立大学人間文化学部教授の細馬宏通さんをゲストにお招きします。細馬さんは、滋賀県立大学でコミュニケーション論を担当されながら、2006年から介護現場での観察研究を始め、利用者と介護スタッフの会話や関わりからあらわれる身体動作を観察されてきました。
そして、障害のある人たちと共同で行う即興演奏に参加されたり、またアール・ブリュットの創作現場の造形活動現場に足を運ばれるなど、広い意味での「福祉」現場で発生しているコミュニケーションに独自のまなざしを向けておられます。
今回は、今年の6月に出版された『介護するからだ』(医学書院)で紹介されているエピソードを基に、細馬さんならではの驚きの視点をアサダパーソナリティーに加え、現地レポーターの田端も一緒にうかがいます。

細馬先生が専門の一つとするコミュニケーション論とは、大きく言うと「誰かと誰かが何かをしている場面を見て、そこで起きていることについて考える」ということになるそうです。
『介護するからだ』で中心となっている福祉現場である、認知症高齢者グループホームになぜ細馬先生が通うようになったのか。そもそものきっかけは、細馬先生の講演を聞いた同施設の施設長さんからのお声がけだそうです。そのグループホームでは介護の様子をビデオに撮りためたが、撮りためたものをもってどう振り返ろうか悩んでいるということでした。細馬先生にとって、高齢者介護の現場というのは今まで中々縁がなかったとのことで、また新たなコミュニケーションの現場に出会えると捉え相談に乗ることになり、現場に通うことになったそうです。
食事の一場面を見ても、「いただきます」⇒食事をする⇒「ごちそうさま」⇒食事が終わるという流れは当たり前のことではなく、「いただきます」と言っても食事がスタートしない等いろいろあるということに出会い、そこに何が起きているのだろうと先生は深く深く見ていくことになります。
今週はこのほかに本の中から、「手裏剣のような鋭さに畳まれるレジ袋」のエピソードや、グループでの会話においてよく喋る人だけがその場を取り持っているのではないことに気づかされるエピソードについて取り上げられました。

放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。(音声は、放送後の翌週火曜日に更新されます)

次週も、滋賀県立大学教授の細馬宏通さんをお迎えし、『介護するからだ』に出てくるさまざまなエピソードについてお聞きしていきます。7月29日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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