ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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展覧会情報

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大西暢夫写真展 ここは、わが町

2017年8月5日(土)~8月27日(日)

津波に流された町、ダムに沈む村――
             ひとりひとり、ひとつひとつの物語。


写真家・映画監督の大西暢夫は約20年にわたり、ダム建設と長い間向かい合ってきた全国の山里を巡り、そこに生きる人たちの住まいや暮らしぶりをカメラに収めてきました。また2011年の東日本大震災以降は、被災地である東北沿岸部を訪れ、その風景の撮影や、人々へのインタビューも続けています。
本展では、大西のライフワークともいえるこれらの仕事を集中的に紹介します。
作品には、困難を抱えながらも日常を大切に生きている人々が、表情豊かに写っています。その光景からは、私たちの日常とも重なり合うものを見つけられるかもしれません。

50年後、あなたの「わが町」は、変わらずそこにありますか?


[出展者]
大西暢夫

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会場ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16(旧野間邸))
開館時間11:00〜17:00
休館日月曜日
観覧料無料
[主催]
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~
[後援]
滋賀県、滋賀県教育委員会、近江八幡市、近江八幡市教育委員会

関連企画 8月5日(土)

映画「水になった村」上映&スペシャルトーク

大西が監督をつとめ、2007年に公開されたドキュメンタリー映画「水になった村」を上映します。
日本最大規模となった岐阜県徳山ダムの建設過程で、移転地に集落が移ったあとでも最後まで村で暮らしてきた人々の生活を、大西は15年にわたり追い続けてきました。変わりゆく暮らしに寄り添った映像を是非ご覧ください。また、終了後には大西によるスペシャルトークも開催します。

講師:大西暢夫
日時:8月5日(土)11:00-13:30
会場:酒游舘(近江八幡市仲屋町中21)
定員:50名(事前予約制 空席がある場合のみ当日も参加を受け付けます)
参加費:1,000円
※イベント終了後、映画にちなんだ特製おにぎり弁当600円を販売いたします(お申し込みを締め切りました。)

まちなかトーク「これからの『わが町』はどうなる?どうできる?」

日本では今後、長期にわたって人口減少と高齢化が進む社会が訪れることが見込まれます。これによって私たちのライフスタイルも、大きく変わっていくかもしれません。定年が伸び、高齢になっても働く人が増える一方、多くの仕事が人工知能やロボットに代替えされることも予測されています。社会構造が変わる中、私たちは暮らしの大切な部分をどのように守っていけるでしょうか?また、一人ひとりの暮らしを大切にできる地域を、今後どのように作っていけるでしょうか?アートやデザインの力を活かした地域活性化に取り組む宮本武典氏、介護保険制度や障害者自立支援法の創設に取り組まれてきた伊原和人氏を話し手としてお招きし、皆さんと一緒にこれからの『わが町』を考えたいと思います。

登壇者:
伊原和人(厚生労働省 官房審議官(医療介護連携担当))
宮本武典(キュレーター/山形ビエンナーレプログラムディレクター/東北芸術工科大学准教授)
大西暢夫
日時:8月5日(土)14:30-16:00
会場:酒游舘(近江八幡市仲屋町中21)
定員:50名(事前予約制 空席がある場合のみ当日も参加を受け付けます)
参加費:無料

イベントのご予約

こちらのお申し込みフォーム、もしくは電話で承ります。
※8/4 フォームでの受付は締め切りました。参加をお申し込みの方は、お電話にて受け付けます。

お問い合わせ

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
Tel/Fax 0748-36-5018
E-mail no-ma[ at ]lake.ocn.ne.jp ※[ at ]を@に変換してください。

出展者

大西暢夫 Onishi Nobuo

1968年岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、写真家/映画監督の本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンに。ボーダレス・アートミュージアムNO-MAでの展示をはじめ、日本国内におけるアール・ブリュットの作品とその作者の取材を多数手がける。
1999年より全国を巡り、ダムに沈んでいく村々の取材を始める。
2011年4月からは東日本大震災の現場取材も始め、岐阜新聞に連載する。また地元の池田町でも取材報告会を継続的に開催している。
著書に『おばあちゃんは木になった』『津波の夜に 3.11の記憶』『ひとりひとりの人』『ぶた にく』『アウトサイダー・アートの作家たち』など。

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