2009年6月14日(日)~8月16日(日)
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(近江八幡市永原町上16旧野間邸) |
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開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 月曜日休館(ただし祝祭日は開館し、翌日休館) |
観覧料 | 一般300円 高大生250円 中学生以下無料 |
開催日時:2009年6月14日(日)13:30~15:00
開催場所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
定員 :30名
参加費 :無料
▼オープニングパーティーの様子
テーマ:「顔は誰のため?」
開催日時:2009年7月11日(土)13:30~15:30
開催場所:野間清六邸(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA向かい側)
講演者 :小林昌廣氏(情報科学芸術大学院大学メディア文化センター長・教授)
定員 :30名
参加費 :無料(要予約)
▼トークイベントの様子
1977年生まれ。成安造形大学写真クラス研究生を終了、現在は同大学客員教授。デビュー作「ID400」にて2000年度キヤノン写真新世紀特別賞、2004年には木村伊兵衛写真賞、NY国際写真センターのThe Twentieth Annual ICP Infinity Award for Young Photographerなど受賞。NY、ロンドン、ベルギー、ウィーンなど世界各国で展示会を行なっている。
写真提供:MEM INC.
1973年生まれ。紙いっぱいの女性。紙の四角い形に合わせたように、腕や顔の形までが四角く描かれている。これらは、「母」だと言う。青いスーツ、赤い唇、また靴の柄までもが同じ描き順で描かれている。
写真:大西暢夫
1970年生まれ。優しく大事にひと穴、ひと穴、粘土に竹串で穴をあけていく。絵画はトントントンと色をつけて点描画。「これは何?」ときくと「目、目、鼻、口」と教えてくれる。数えきれないほどの「点」の集合体は、彼が作品と向かい合った「時」と「思い」が擬縮され写し出されている。
写真:高石巧
1986年生まれ。ワンピースやスカートをまとった女性。その衣装は、丹念に塗り分けられていて、彼女が愛情を注いで描いているが伝わってくる。しかし、その衣装の上に描かれた頭部、つまり顔の輪郭線の中に描き込まれているのは、目や鼻といった部位ではなく暗号のような文字である。
1980年生まれ。人に一番近しい動物。人間のそばにいる動物は、みんなどこか人間のような顔を見せる。表情も性格も人みたいにさまざま。「気の合う友達にはじめて出会った時のような」「親戚にいたような」、「兄弟みたい」、「絶対会ったことがある」。
写真提供:鈴木藍
1975年生まれ。独特のスタイルで捉えられた人物の顔は、眉、目、鼻、口が子供の絵のようなプイミティブな表現で表されているのにもかかわらず、様々なニュアンスをたたえた強い印象を与える。細部は全てそぎ落とされ、真正面ばかりの顔であるのに、彼なりにその顔の特徴を表現しようとしているのが分かる。
写真:大西暢夫
沖縄県立博物館・美術館 特別展示室
(〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号)
2009年12月15日(火)~2010年1月17日(日)