2008年12月14日(日)~2009年1月18日(日)
本展は、滋賀県内の障害のある人が作った作品を、造形活動を担当している施設職員が実行委員会を組織し、合同で企画・展示を行うものであり、今展で5回目となります。
障害のある人たちが作品を生み出す、まさにその瞬間を見つめてきた職員だからこそできる展示を考えてきました。日々の生活の中で、何を感じ制作したのか、その作品を通じて何を発信したいと考えたのか。作品の制作されたその背景までにも目を凝らし、耳を傾けてきました。
今回初めての試みとして、会場を3カ所に増やしての展示を行います。ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの他、近隣の食堂であります初雪食堂、複合店舗 尾賀商店をお借りし、より一人一人の作品が生かされる場を求め、会場の持つ力と合わせて提案できればと考えています。
日々生活の中で生まれ続ける作品の数々を、より多くの皆様にご観覧いただき、障害のある人の造形活動の一端を知っていただく機会となればと願います。
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/尾賀商店(滋賀県近江八幡市永原町中12)/初雪食堂(滋賀県近江八幡市仲屋町元7) |
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開館時間 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA:10:00‐17:00/尾賀商店:11:00‐18:00/初雪食堂:11:00‐18:00 |
休館日 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA:月曜休館/12月29日(日)~1月5日(月)休館 尾賀商店:火曜・水曜休館/12月29日(日)~1月7日(水)休館 初雪食堂:1月1日(木・祝)~1月5日(月)閉店 |
観覧料 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA:一般 200円、大学生・高校生 150円、中学生以下 無料 ※初雪食堂と尾賀商店は観覧料無料(NO-MAの規定により、減免及び団体割引の適用あり) |
開催日時:2008年12月14日(日)13:00-17:00
開催場所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/尾賀商店
参加費 :無料 予約不要
プログラム:
オープニングコンサート
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA:河合勝美(ギター弾き語り)・迫田浩一(リコーダー演奏)
尾賀商店:てんてこ(打楽器演奏)・鈴木君代(ギター弾き語り)
作家とのフリートーク
出展者10人とのフリートーク
「らくがき貼りアートを体験しよう」
場所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの一角
出展者奥山有紀(社会就労センターあおぞら)の「気になる生活空間に気になるメモを貼り付ける」作品を参考に、来館者が自由にメモを貼り付けることが出来る空間を設けた。
滋賀県施設合同企画展では、展覧会とは別に実行委員会内で勉強会を開催しています。
勉強会①
『土歌う』滋賀の造形の歴史」
開催日:2008年4月28日(月)
会 場:旧吉田邸
講 師:井上正隆(元もみじ寮寮長)
勉強会②
「展覧会会場設営の基本について」
開催日:2009年3月6日(金)
会 場:尾賀商店倉庫
講 師:和田雅弘(京都伏見工芸)
計40名
大辻良介(近江学園)/ 今村誠(近江学園)/ 深尾浩志(近江学園)/ 山本亜希(唐崎やよい作業所)/ 松澤喜久子(きぬがさ作業所)/ 八巻清治(きぬがさ作業所)/ 深尾一良(きぬがさ作業所)/ 松井正美(湖北まこも)/ 坂詰浩一(さくらはうす)/ 和田利人(信楽青年寮)/川原林藤夫(信楽青年寮)/ 奥山有記(社会就労センターあおぞら)/ 崎元由美子(社会就労センターあおぞら)/藤野寛(社会就労センターあおぞら)/山本光浩(社会就労センターこだま)/ 宇都宮真輔(障害者支援事業所いきいき)/ 今井寿夫(障害者支援事業所いきいき)/ 宮下守(障害者福祉サービス事業所おおぎの里)/ 桜井京子(ステップ広場ガル)/ 吉田豪人(ステップ広場ガル)/ 猪田育久(八身福祉会)/ 仙波正巳(はーとふるカンパニー)/ 木村国昭(バンバン)/ 村井崇(バンバン)/ 西村真知子(バンバン)/ 福井明美(彦根学園)/ 辻佐都子(彦根学園)/ 玉垣未和(藤美寮)/ 藤田いち子(藤美寮)/ 山梶和子(藤美寮)/ 小笠原順子(蛍の里)/ 寺田仁美(蛍の里)/後村英治(蛍の里)/ 森野聡(もみじ寮・あざみ寮)/ 鈴木正剛(もみじ寮・あざみ寮)/ 中川多喜雄(もみじ寮・あざみ寮)/ 清水千秋(やまなみ工房)/ 瀬古美鈴(やまなみ工房)/ 細川久仁(やまびこ作業所)/切封悠佑(やまびこ作業所)