岩崎司個展 ~大志と正義 そして、それゆえの苦悩~
2008年6月13日(金)~8月10日(日)
岩手県江刺市に生まれた岩崎司(1928年〜2006年)は、10代から魚屋で働き、42歳に水産加工品仕入れ販売業の有限会社を設立。「世の中を良くしたい」と1967年(39歳)江刺市市議会議員に立候補し、初当選する。その後1979年(51歳)まで議員の役職を務める。岩手県議会議員になる志を抱くが、度重なる借金や奇行などが発端となり、1983年(55歳)病院に入院する。
1991年(63歳)入院から8年後、ベットの上で絵を描き始める。独自の画風と若いころから好きだった短歌を組み合わせた作品を制作し、2006年 78歳で他界するまで続いた岩崎の創作活動を紹介する。
会場 | ボーダレス・アートミュージアムNO-MA |
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開館時間 | 10:00~17:00 |
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休館日 | 月曜日休館 |
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観覧料 | 一般300円、高大生250円、中学生以下無料 |
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主催:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(社会福祉法人滋賀県社会福祉事業団)
助成:独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
後援:滋賀県 滋賀県教育委員会 近江八幡市 近江八幡市教育委員会
展覧会風景
写真:大西暢夫
緑為す大高原に佇まむ 燃ゆる想ひに誰か識るらん
光りあれ影はいろいろ見るがよし 人はそれぞれ影のみで識る
(岩崎司作「警醒百五十詠」より)
イベント
岩崎司 鎮魂ライブ
日時 :8月10日 18時開場 18時30分開演
定員 :20名
会場 :ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
参加費:500円(入場料含む)
出演:丸山祐一郎
世界最古の弦楽器と言われるビリンバウの奏者。多種多様な民族楽器、自作楽器でスピリチュアルな音の世界を表現している音楽家です。
作品写真
左)「勇士サムソン」(制作年不詳) / 右)「無題」(制作年不詳)
写真:大西暢夫
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