2007年1月27日(土)~3月18日(日)
会場 | ボーダレス・アートギャラリーNO-MA |
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開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 月曜(ただし、2月12日(月)は開館し13日(火)を休館します。) |
観覧料 | 一般300円、高大生250円、中学生以下無料 |
日時:2007年2月12日(月)13:30-15:30
会場:野間清六邸(ギャラリーNO-MA向かい側)
参加:定員30名
参加費:無料
●トーク
話し手:藤本由紀夫(サウンド・アーティスト)、森本絵利(本展出展者)、はたよしこ(ボーダレス・アートギャラリーNO-MAアートディレクター)
●映像作品
サウンド・アーティスト藤本由紀夫氏のプランにより、近江八幡の職人たちがもつ特有の音と身体リズムを映像で展示(当日のみ)
「音のかけら -目と耳と手を結ぶ-」
日時:2007年3月10日(土) 13:00-17:00
場所:ボーダレス・アートギャラリーNO-MA
参加:定員6名
展示作品の「音のかけら」を使い、出展作家金沢健一氏と鉄と形と音の関わりを体験し、音を出すこと、音との会話を試みる学びのワークショップ
1965年生まれ。広島県在住。知的障害施設でクラス彼の日常の不思議なダンスが、現代美術家・嶋本昭三氏の目にとまり、2005年ベネチア・ビエンナーレの関連企画にて映像作品の発表・パフォーマンスを行った。異国の地でも、足を踏みならしながら歩き、所かまわず踊り続けた彼の姿は、表現への飽くなき力を感じさせる。本展では新作映像を上映する。
1933年生まれ。広島県在住。筆1本で白い木箱を独特の文字で埋め尽くしていく。その創作スタイルからは、必死さは微塵も感じられず、意味不明の独り言を静かにつぶやき、時には居眠りをしながら、ゆっくりと時間をかけて描いていく。彷徨うような一筆一筆は、独特のリズムで様々な方向へ自由に広がり、絶妙の空間構成をなしてゆく。
1956年生まれ。埼玉県在住。「見る」だけでなく「触れる」「聞く」ことで出来る作品として、鉄板を不定型に溶断した《音のかけら》シリーズを制作している。《音のかけら》は自由に叩いたり擦ったりすることができる。《音のかけらは》の中に潜む音を紡ぎ出す行為は、通常では観ることのできないもの、聞くことのできないものの存在を私たちに気づかせてくれる。本展では新作を出展予定。
1983年生まれ。滋賀県在住。自ら編み出した記号を、一定のストロークとリズムで連続、反復して描き続けている。形の創出と腕の動きと音とリズムが全て一体となって「絵を描く」という彼女独自の法則は決められており、施設のアトリエでの豊かな時間を過ごしている。制作風景映像から流れる心地よい動きと音が見る者の陶酔感を触発する。