ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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NO-MAの”やさしい美術館ガイド”を作成しました

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NO-MAは、様々な特徴を持った美術館です。障害のある作者と現代アーティスト等の作品を一緒に展示していたり、近江八幡の町屋を改装した建物であったり、社会福祉法人が運営していたりします。ここ数年は、障害特性に応じた鑑賞会の企画や、平易な言葉の作品解説書「やさしい作品ガイド」の作成等、来場した障害のある人に楽しんでいただく取り組みにも力を入れています。
 
このようなNO-MAの存在を、知的障害のある人や外国にルーツを持つ人、子どもたちなどにも知ってもらえるよう、わかりやすくNO-MAを紹介した“やさしい美術館ガイド”を作りました。
 
“やさしい美術館ガイド”の特徴は、日本語の表現がわかりやすいこと、写真や図形、地図などが大きく使われていること、文章を区切りごとに分けて漢字にはルビをふっていることです。
 
制作する過程で、様々な人にデザイン案を見ていただき、ご意見を伺いました。協力してくださったのは、軽度の知的障害の方が利用するNBB Neoバンバン、知的障害のある児童が通う信楽学園、発達障害の方が利用するジョブカレ、ブラジルにルーツを持つ子どもたちが通うコレジオサンタナ学園、知的障害のある人にわかりやすく情報を伝えるための先駆的な取組をされている社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会の皆さんです。皆さんからは、文字の量や言い回し、色の使い方など、様々な角度からたくさんのご意見をいただき、それらを反映して完成した逸品です。
 
この“やさしい美術館ガイド”は、県内の障害者福祉施設や相談支援事業所にもお送りしていますので、見かけたらぜひお手に取ってご覧ください。もちろん、NO-MAにも置いています。このパンフレットを手にした人が、少しでも今まで以上にNO-MAに関心を持ってもらえたらうれしいです。
 
最後になりますが、パンフレットの作成にご協力いただきました、NBB Neoバンバン、ジョブカレ、信楽学園、コレジオサンタナ学園、大阪手をつなぐ育成会の皆様、ありがとうございました。

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