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【協力展覧会】「アール・ブリュット -人の無限の創造力を探求する–2013 ~フォーラム&街角アール・ブリュット展~」《終了》

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NO-MAが協力している展覧会が中野で開催されています。ぜひこの機会に足をお運びください。

アール・ブリュット -人の無限の創造力を探求する–2013
~フォーラム&街角アール・ブリュット展~

アール・ブリュットってご存じですか?
アール・ブリュット(仏:Art Brut / 加工されていない生(き)の芸術)とは、正規の美術教育や文化潮流とは全く無縁の文脈によって作者独自の方法と発想により制作された芸術作品を言います。障害者のアートのみに留まらず、もっと広範囲の作品を意味する言葉です。障害の有無に関わらず、多様な作家がいるアール・ブリュットという芸術分野は「表現することの可能性」や「人の果てしない創造の力」を圧倒的な力でまざまざと体感させてくれます。
昨春4月からオランダ ドルハウス美術館を皮切りに、日本のアール・ブリュット作家46名約850点によるヨーロッパ巡回展「Art Brut from Japan」展が開催されました。そして今年3月からイギリス ロンドンにあるウエルカム・コレクションでの展覧会が開幕いたします。また今日では欧州だけでなく、日本国内においてもアール・ブリュット展が各地で開催される他、国内やアジアの作品調査・発掘が行われ、アール・ブリュットを展示する美術館が創設されるなど、この分野に対する関心が年々高まっています。
今回の企画では、中野駅前の商店街をアール・ブリュット作品一色で彩る街角アール・ブリュット展を開催すると共に、専門家、先駆者、実践家が多いに語るフォーラムを開催いたします。『アール・ブリュット』が発する人間が創造する豊かさ・凄み・可能性、人間の持つ崇高な魂を感じていただき、新たな芸術文化を今年も中野からお届けしたいと思います。

◆街角アール・ブリュット展
アール・ブリュット作品のポスターが商店街を彩る!
①場 所:サンモール商店街 空中ギャラリー
日 時:2013年2月1日(金)‐2月28日(木)
観覧料:無料

中野ブロードウェイ内の全階段に国内外のアール・ブリュット作品のポスターを展示、またアール・ブリュット雑学パネルも各所に登場する。
②場 所:中野ブロードウェイ 階段ギャラリー
日 時:2013年2月1日(金)‐2月21日(木)
観覧料:無料

◆フォーラム
アール・ブリュットがもつ魅力について、専門家・先駆者・実践家が多いに語る!さらにフランス・ナント市にある国立コンテンポラリーアーツセンター リュー・ユニックより芸術監督パトリック・ジジェ氏をお迎えし、地域や日常と密接につながるアートや芸術文化の魅力をより深く探求します!
○日 時:2013年2月16日(土) 13:30~17:00 (開場13:10)
○場 所:中野セントラルパークサウス コングレススクエアB1F コンベンションホールC
○定 員:140名
○参加費:無料【要予約】
※参加される方のお名前とご連絡先(代表者のみ)を添え、電話かFAX、メールのいずれかでお申し込みください。
社会福祉法人愛成会 〈TEL〉 03-3387-0082〈FAX〉03-3387-0820
〈e-mail〉 kikaku@aisei.or.jp

○プログラム:
13:30~14:50
新しい芸術・文化の創り方
特別講演「創造と欠損との関係」
パトリック・ジジェ
(scène nationale de Nantes le lieu unique フランス・ナント市 国立コンテンポラリーアーツセンター リュー・ユニック芸術監督)

15: 00~15: 20
日本のアール・ブリュットの動向と中野区でのアール・ブリュット文化の発信の動き
~今春3月いよいよイギリスでのArt Burt From Japan ヨーロッパ巡回展開幕!~
小林瑞恵(社会福祉法人愛成会アートディレクター・法人企画事業部統括 / 特定非営利活動法人はれたりくもったりアートディレクター)

15: 20~15:50
講演 「アール・ブリュット 滋賀からの発信」
笹山衣理(滋賀県総合政策部「美の滋賀」発信推進室 副主幹)

16:00~17: 00
講演「アール・ブリュット? アウトサイダー・アート? ポコラート!
福祉×表現×美術×魂」
中村政人(3331 Arts Chiyoda統括ディレクター)

○講師紹介
パトリック・ジジェ Patric Gyger
(フランス・ナント市 国立コンテンポラリーアーツセンター リュー・ユニック芸術監督)
1971年生まれ。著者、キュレーター。1999年、スイスのイヴェルドン・レ・バン市のユートビア・ミュージアムのメゾン・ダイヤー館(Maison d‘ailleurs ) の館長に任命され、2010年10月、ナント市の文化施設フランス国立コンテンポラリーアーツセンター 「リュー・ユニック」の館長に任命され、2011年1月に就任した。ローザンヌ大学文学部賞(1997年)、想像の世界大賞(フランス、2002年、2010年)、宇宙とアーツ・レオナルド・ダビンチ賞(EU、2006年)などを受賞。2006年、レプド誌のフランス語圏スイスの代表的著名人100人の一人に選ばれた。2008年にボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市)で開催した「東と西の写真家がとらえたアウトサイダー・アート写真展」アートディレクターを務める。また、2010年には「平成23年度 文化庁 文化芸術の海外発信拠点形成事業」として滋賀県で開催された「糸賀一雄記念賞第十回音楽祭」の総合監督を務める。著作「Les voitures volantes, Souvenir d’un futur rêvé (飛ぶ自動車、夢に見た未来の思い出)(2011年にはHaynes社から英訳)」(2008年)他。

中村政人 Masato Nakamura
(3331 Arts Chiyoda統括ディレクター)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科准教授。「美術と社会」「美術と教育」との関わりをテーマに様々なアート・プロジェクトを進める社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)日本代表。1998年からアーティストイニシアティブコマンドNを主宰。「ヒミング」(富山県氷見市)、「ゼロダテ」(秋田県大館市)など、地域再生型のサスティナブルアートプロジェクトを多数展開。プロジェクトスペース「KANDADA」(2005-2009)を経て2010年6月よりアーティスト主導、民設民営のオルタナティブ・アートセンター「アーツ千代田3331」(東京都千代田区/秋葉原)を立ち上げる。著書に『美術と教育・1997』『美術に教育・2004』など。平成22年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を芸術振興部門にて受賞。 「美の滋賀」とは 滋賀には、穏やかで恵まれた自然の「美」や、自然と共生する暮らしの中で育まれた独自の「美」の文化があります。例えば、仏教美術はその豊富さ、質の高さもさることながら、人びとの暮らしに根付き、信仰と深く結びつく中で地域で大切に守られてきました。また、世界に誇るびわ湖ホールや独自のコレクションをもつ近代美術館などの先端的な芸術拠点を有し、さらに近年では、アール・ブリュットを世界の舞台に送り出すなど、新しい美の伝統を作り続けています。こうした豊富な「美」の魅力に着目し、人びとの誇りとして育て、地域づくりに活かしながら県内外に発信していく取組を、「美の滋賀」づくりと呼んでいます。

○ 主  催:社会福祉法人愛成会
○ 企画協力:特定非営利活動法人はれたりくもったり
○ 協  力:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
○ 後援(予定):中野区、中野区教育委員会、中野サンモール商店街振興組合、中野ブロードウェイ商店街振興組合
○お問合わせ:社会福祉法人愛成会 法人企画事業部
東京都中野区中野5-26-18
〈お問い合せ〉TEL:03-5942-7259
〈フォーラム予約申込み〉
TEL/FAX 03-3387-0082/03-3387-0820
e-mail:kikaku@aisei.or.jp
〈ホームページ〉http://www.aisei.or.jp/

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