ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」 10月の現地リポート 『誰もやっていないような面白いことをやろう!~「快走老人録Ⅱ」出展者 小西節雄さんインタビュー~』

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NO-MA開館10周年特別企画展「快走老人録Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」の出展者のお一人、小西節雄さん(67歳・滋賀県東近江市在住)。本物の人間と思い、つい声をかけてしまうほどの「人感」を持ったカカシを次々と作っている小西さんの制作現場とカカシの居場所、畑を訪ねました。


小西さんの畑。定年退職後に始まったカカシ制作。最初は3~4体だったそうですが、取材に訪れたこの日は25体のカカシが畑のあちこちに。この写真の中には小西さんもいらっしゃいます。


快走老人録Ⅱを宣伝してくれているカカシもいました。


カカシ作りには、時事ネタやたまたま見聞きしたことに着想を得ているそうで、写真のカカシは、錦織圭選手が全米オープンで準優勝した翌日に制作に取り掛かったとのこと。根底には「誰もやってない面白いことをやろう、みんなを楽しませよう」という動機があるそうです。


人を楽しませたいというモチベーションは、こんなカカシも生み出します。複数の洒落をまとったこのカカシの意味、わかりますか?


ここはカカシを制作する倉庫内に設置された「カカシの衣裳部屋」。棚も床板も小西さんのお手製とのこと。ネットオークションで買ったり、カカシにどうぞと貰ったりした衣装や小物、美容師さんたちの練習台カットマネキンなどが整理されて収納されています。分類表記も、ただ文字を書いただけではつまらないと図示されています。

さまざまな発想は昔から湧いていたそうですが、会社勤めをしていた時はその発想を形にする時間が取れなかったとのこと。今は湧き出るアイデアに付き合う時間が取れるようになったからこそ色々なことができるという、年を重ねたからこその楽しみ方を教えてもらいました。
小西さんはカカシの他にも、木工細工やゴルフ、野球等たくさんの楽しみを持っています。カカシ作りを通じて、次々といろいろな人に出会えて、たくさんの取材も受けて満足していると言い切った小西さん。インタビューを受けている間にも、次のアイデアが次々と浮かんでいたのかもしれません。

放送をお聴き逃しの方、カバーされていないエリアにお住いの方も是非Podcastからお聴きください。
(音声は、放送後の翌週月曜日に更新されます。※祝日の場合は火曜日)

次週は、大合唱隊も参加した「ほほえむちから」公開レコーディングの現場からのリポートです。谷川俊太郎さん作詞、小室等さん作曲のこの楽曲は、糸賀一雄生誕100年を記念してつくられました。小室等さんやサックス奏者の坂田明さんらのほか、滋賀県民を中心とした一日限りの大合唱隊も参加して行われたレコーディングの様子をお届けします。10月10日(金)21:30~21:55 KBS京都ラジオです。

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