Jun 15 |
講演&上映会「超高速!中山道行脚」開催報告 |
6月13日(土)、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて、企画展「鳥の目から世界を見る」関連イベント「超高速!中山道行脚」が開催されました。
講師である竹岡寛文さんは、「野間の間」など、NO-MAの事業にも関わってくださっているデザイナーさんです。
そんな竹岡さんですが、学生時代に一念発起し、深夜バスで東京へ。
そしてなんとそのまま、中山道を歩いて、京都は三条大橋まで帰るというなんとも壮大な試みを実行に移されました。講演の第一部は、その行程のあらましをご説明いただきました。笠をかぶり、現代に逆行するかのように歩き続ける竹岡さんの姿がとても印象的でした。
日程にしておよそ三週間、距離にして135里(540キロ)。途方もなく長い道のりですが、竹岡さんはただ歩くだけでなく、100m毎に進行方向の写真を撮り続けました。
10分ほどの休憩を挟んでスタートした第二部は、このとき撮られた5000枚以上に及ぶ写真スライドを超高速で順番にスクリーンに上映しながら竹岡さんが自身の体験談を話す、というスタイルで行われました。
まるで見ているこちらが本当に中山道を歩いているかのような不思議な感覚と、竹岡さんの軽快なトークが、集まった皆さんも大満足されているようでした。