Dec 20 |
第12回ing展 小川秋夫さんのご紹介 |
今日はとってもいいお天気で、空気は冷たいですが日差しが暖かいです。@近江八幡
今日は本展出展者の小川秋夫さんをご紹介します。
一見すると抽象画のようですが、実は「かお」を描いた作品。
埴輪のような、観る側に色んな考えを早期させるような表情を描いた跡、リズム良く上から全体的に塗り込んでいきます。
その謎(?)へのヒントを明かしてくれる紹介文を読むと、さらに作品の見方が拡がります。
昨日の細馬宏通さんの鑑賞プログラムでも最初に取り上げられ、どの「かお」にも描かれる目、鼻、口は作品のなかで「ものさし」のように次を描き進めるための重要な配置となっているのではないかと解釈されていました。
いつもは「(ワシの絵は)ええか?ええか?」と支援員さんに尋ねられる小川さんだそうですが、オープニングイベントではたくさんの人たちを前に「(ワシの絵は)ええやろ!ええやろ!」と仰る笑顔がとても素敵でした。
小川さんの作品はing展でもですが、今日まで開催中のはじまりのアート展「わになろう」でも展示されています。そちらは本日17時まで、藤記の里文化芸術会館展示室2で開催されています。小川さんの他にもすてきなアーティストがいっぱいの「わになろう」さんですので、お近くの方はぜひ。
8月の実行委員会で、みんなで小川さんの作品について語り合っているところの写真も添付します。