Jan 15 |
【第14回滋賀県施設・学校合同企画展 ing…~障害のある人の進行形~@NO-MA】後期出展作者紹介① |
現在開催中のing展の後期出展作者であり、21日開催のオープンアトリエ「ごちゃまぜワークショップ」の出演者についてご紹介します。
山中俊雄(救護施設ひのたに園)
カラフルな彩色は、絵の具ではない。穴あけパンチで穴をあけると同時に、丸い紙ができあがる。
彼の画材はその“マルポチ”である。
ひとつひとつを貼りつける途方もない作業。段ボールの土台が色鮮やかなマルで埋め尽くされてゆくと、くっきりとモチーフが姿を現す。
図鑑を見るわけでもなく頭の中のイメージから浮かんだ「白頭の鷲」、ショーを見て思いついた「赤いドレスの女性」。
穴をあけた後の色紙は、作品の裏面や周辺、幕のような覆いの装飾に利用される。
何一つ無駄にせず作品に利用する。それは彼のこだわりかもしれない。
オープンアトリエでは、山中さんと一緒に「マルポチを使って作品づくり」を体験できる機会となります。作者考案の図案もあり、オリジナル作品に挑戦するもよし。
淡々と足を運び、持久力を試される。それはマラソンのような作業かもしれません。ただ、坂を超えると見える景色(作品)は格別なはず。
じっくりタイプにお勧めのワークショップです。
また、オープンアトリエでは出展者といっしょに創作体験ができる4つのプログラム、表現することを楽しむ2つのワークショップ、出展者によるライブペインティング、特撮ヒーローに変身、歌謡ショー&ダンスタイムなど、盛りだくさんの内容となっております。
ごちゃまぜに楽しめる空間となっておりますので、ぜひご参加ください。
オープンアトリエチラシ