Jan 22 |
【ワークショップ「心と身体の学級」@びわ湖大津プリンスホテル】 |
2月9日(金)、びわ湖大津プリンスホテルでは、舞踏家の中嶋夏さんによるワークショップ「心と身体の学級」が開催されます。
http://stage.art-brut.jp/2017/12/29-66a3.html
中嶋さんは知的障害のある方をはじめとしたメンバーとともに、20年以上にわたり、このワークショップを続けられています。また海外でも多数ワークショップを行われています。
知的障害のある方も、ない方も、どなたでも参加できるこのワークショップ。どのようなことをするのか興味のある方もおられると思いますので、担当者が、東京都・杉並区にある施設で毎月行われているワークショップに参加したときの体験から、いくつか紹介させていただきます。
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メンバーは障害のある方、ない方、様々な方たち。親子で来られている方たちもいれば、身体を使うことに興味があり、ワークショップのことを知って参加されている会社員の方もいます。
私が印象的だったのは、ペアになって片方の人が床に座り、もうひとりの人がマッサージをするワークです。
最初はやや緊張していましたが、柔らかく背中を押してもらったりする中で、マッサージをする人の手のぬくもりで、少しずつ身体から緊張が消え、落ち着いた気持ちになっていきます。ゆっくりと、ゆっくりと身体をほぐしていく中で、場に安心していられるようになりました。
逆に自分が相手の身体をほぐしていくときには、相手の緊張が少しずつ消えていく感じを手の平から感じることができました。
身体がほぐれた後は、他のメンバーとも一緒になり、歩き回ったり、ひとりの動きを他のメンバーが真似をしたりといった、グループでのワークに徐々に移っていきます。私は最初は「次はどう動こう」と考えながらワークをしていましたが、ある障害のある参加者の方の動きがとても素敵で、その動きを追っていると、自分の動き方も変わっていくということを体験しました。
言葉ではなく、身体ならではの豊かなコミュニケーションがその場に起きていて、そこに自分自身も参加しているということの楽しさ、喜びを感じる時間でした。
「相手の身体に触れてみること、触れられること。自分の重みを相手に委ねること、委ねられること。自分の身体の音色を聴くこと、そして相手の呼吸を知ること。自分だけの動きを繰り出してみること。道具で遊んでみること、そして夢見ること。」
中嶋さんは「心と身体の学級」のことを、このように紹介されていますが、まさにこの言葉のことを、身体で感じられる豊かな時間を過ごすことができました。
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「心と身体の学級」は、障害のある方、ない方が一緒の場を作るワークショップです。
2月9日はぜひ大津でこのワークショップをご体験ください!(藤原)
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【日時】
2月9日(金) 15:30-17:30
【講師】
中嶋夏(舞踏家/舞踏集団「霧笛舎」主宰/「心と身体の学級」主宰 )
【トーク】
田口ランディ(作家)×中嶋夏
【会場】
びわ湖大津プリンスホテル コンベンションホール淡海 (滋賀県大津市におの浜4-7-7)
※ワークショップへの参加は予約制です。(見学は予約不要です)
参加をご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みいただくか、もしくはお電話で事務局(社会福祉法人グロー企画事業部)までご連絡下さい。
※電話の際には「お名前」「年齢(ワークショップ参加は6歳以上の方を対象としております)」「電話番号」「人数」をお伝えください。
【お申し込みフォーム】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/54440b5b545619
【お問い合わせ先】
社会福祉法人グロー 企画事業部 (〒521-1311滋賀県近江八幡市安土町下豊浦4837番地2)
TEL. 0748-46-8100(担当:藤原・山田)
e-mail: kikaku@glow.or.jp