Jun 21 |
【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第四話】 |
毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。
第四話をお届けします。
今回は、仲さんが18歳の時にお友だちからプレゼントされたという、小さな化粧品入れのお話しです。温かな余韻が感じられる一作です。
—–“思い出日記”の文章—–
小さな小さな化粧品入れの物語り
十八才の時にお友達から小さな化粧品入れを戴いた。
大事に大事に使っていたけど、永い永い年月が経って、今は四隅は割れて、セロテープで止めてある。鏡も外れて、セロテープではってある。
中に入れてある物は、ゴム輪、安全ピン、ピン止め、止めるびょう等、小さい物。
綺麗なピンクの色があせて白色に近い。でも、鏡は、今でもハッキリ映るよ。
まだまだ大事に持ってるよ。
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“すみばあちゃんの思い出日記”は毎週木曜日にアップいたします。お楽しみに。
NO-MA企画展「GIRLS 毎日を絵にした少女たち」
の詳細は下記URLからご覧ください。
→ http://no-ma.jp/old/?p=16606