May 31 |
【どきどき、日本とインドネシア】赤に黄色にオレンジ、青…インドネシアと「カラフル」 |
本展をご覧になられた方は既にお気づきだと思いますが、ときどき展では、赤、黄、オレンジ、青、黒などの壁が要所で使われています。インドネシアでのTOKIDOKI展では、はたよしこの言葉を展示した赤い壁と、インドネシアと日本が歩んだTOKIDOKI展までのプロセスを展示した黄色い壁がありました。本展ではさらに色の壁を増やし、全体を通してより一層カラフルに仕立てています。
その理由は、それぞれのセクションごとに空間に変化を生み出すためということもありますが、カラフルということがインドネシアらしさを表現する一つであるということがあります。
インドネシアの市場に並ぶ日用品や果物の数々、沢山のバイクなどの乗り物が行き交うジャカルタの街並みは、ごちゃっとした印象がありつつとてもカラフルです。また、TOKIDOKI展の鑑賞者アンケートに寄せられた現地の人々の感想には、日本のアール・ブリュット作品や展覧会の空間がカラフルであることに対していいねという声が多数寄せられました。
伝統的な日本建築であるNO-MAに、インドネシアらしさであるカラフルでポップな空間は不思議とマッチしていますよ。みなさまぜひ足をお運びください。