May 21 |
広瀬浩二郎さん 小さ子社Web コラム連載のご紹介 |
今回は、国立民族学博物館の広瀬浩二郎さんが発信している《それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける! ―世界の感触を取り戻すために―》をご紹介します。
13歳のときに失明して、京都大学大学院で文学博士号を取得した広瀬さん。国立民族学博物館に勤務してからは、「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組んでこられました。
NO-MAでもさまざまな形でお力を貸していただいていますが、昨年開催された「“ボーダレス・エリア近江八幡”をみんなで作るプロジェクト」では、音声ガイドシステム「美保さんガイド」の制作に共働いただいたり、「みる・きく・さわる 作品鑑賞会」で講師を勤めていただいたりしました。
新型コロナウイルスの影響により濃厚接触が拒絶される昨今の風潮は、視覚障害者にとって「辛い」といいます。そんななかで、今だからこそ視聴覚障害者として発信することが大切だと考えて、小さ子社のホームページ上で《それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける! ―世界の感触を取り戻すために―》というコラムの連載を始めました。
触ることで得られる情報の大切さ、濃厚接触の本来の意義とは何か。新たな触れ合いのマナーが創設されることを期待して、わかりやすい文章で問いかけています。
「伸ばした手の先に、目に見えない豊かな世界が広がっていることを信じて!」という広瀬さんのコラムを、ぜひご覧ください。
《それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける! ―世界の感触を取り戻すために―》
https://www.chiisago.jp/mag/000/5/
美保さんガイドとは
http://no-ma.jp/old/?p=19491