May 27 |
「反復と平和」展、来場者の声をお届けします。 |
7/31(日)まで開催の展覧会「反復と平和——日々、わたしを繰り返す」について、アンケートから来場者の声をお届けします。
《ご意見・ご感想》
「アウトサイダー・アート」に興味があって、就活が終わったらぜったい行くぞ!と思っていたので、来れてよかったです!!! 作品の解説が壁に垂直に展示されてるのではなく、台の上にななめに設置されていたのが個人的にすごく読みやすくて嬉しかったです。
「繰り返し」が全体のテーマにされているのもすごく好きでした。アウトサイダー系の作品の制作者が作品作りに熱中しているがゆえに何度も同じモチーフが描かれていたり、線や模様が重なり合っている部分に魅力を感じています。
解説を読みながら鑑賞をして、あらためて制作時にどのような意識のなか作品と向き合っているのかを考え直すきっかけになりました。
《NO-MAスタッフより》
就活お疲れ様です。「ぜったい行くぞ!」と思ってくださって、とてもうれしいです。
台の上に斜めに設置されている解説、というのはこのようなものです。
作品解説を設置している台
これまでの展覧会では、作品の解説は壁に垂直に貼ってあることも多かったのですが、今回はこのような形で解説を設置しています。また情報保障の観点から、点字での作品解説や、触覚や聴覚で鑑賞する無視覚鑑賞の案内も併せて設置しています。
「繰り返し」は障害のある作者の表現にとどまらず、装飾デザインや現代美術作品のなかにも見られる表現方法です。「繰り返し」は、人の営みに欠かせないものであるのかもしれません。また、本展では繰り返しのなかに見られる変化にもスポットを当てています。
横山奈美による作品
篠原尚央による作品
展覧会を通して、誰もが持つ表現への思いや衝動を感じ取っていただけたなら、NO-MAスタッフとしてとてもうれしく思います。
展覧会は7/31(日)まで。ぜひご覧ください。
またオンラインのギャラリートークもYouTubeで公開しています。併せてご覧ください。
https://youtu.be/CEjsasl0QSk