Dec 12 |
「アール・ブリュット ゾーン パルコ」体感イベント「名付けてみよう」 中間結果発表 |
現在、大津パルコにて開催中の「アール・ブリュット ゾーン パルコ」展の体感イベントの1つ「名付けてみよう」のコーナーで、これまでに寄せられた名前を一部ご紹介します。
対象となる澤田真一さんの作品には、無数のトゲトゲやユニークな表情が特徴的に見られます。また、ゆっくりと淡々と続けられる制作の姿勢にはどこか神秘ささえ漂います。 今最も注目を集める澤田さんの作品に私たちはどのようなイメージを持つでしょう。
全体にツンとしたのが付いているけど、よく表情を見ると、おっとりした性格をしてそう。そしてどっしりとした感じだったから。
→「TUNTUKU ドリンドン」
落ちてくる妖怪の上に、くもと虫の合体妖怪が乗っているみたいに見えるため。
→「くもむしおろし」
家族や友達への思いが強いように思う。
→「おとうさん おかあさん いもうと ともだち」
子ども(2歳)に見せて何に見えるか答えた結果です。
→「キョウリュウ」
なんとも優しくユーモラス
→「ハリセンボンにのった神様」
トゲとたくさんの顔で守ってあげられそう。
→「君ヲ守ッテアゲタイ」
トゲトゲしいのになぜか優しさを感じるから。
→「寄せつけないやさしさ」
下の顔が丸くなっているから。
→「ぽんた」
全体から祈り心が感じられたので。
→「私は祈る」
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作品から受けた印象を、感じたままに書き表すことで、観ているだけでは気がつかなかった作品の魅力が浮かびあがってくるのではないでしょうか。トゲトゲから優しさを感じていたり、一方では、トゲのなかに隠された丸みに惹きつけられた人もいます。また、祈りの気持ちを感じ取った名前も多いようです。作品の魅力の多様さがな受け取り方のなかにも表れているのではないでしょうか。
会期中、常時募集していますので、澤田さんの作品との出会いの感動を言葉にしてください。
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「アール・ブリュット ゾーン パルコ」~12月15日(日)まで開催
【関連イベント】パルコ館内ギャラリー・トーク!
パルコ館内を、本展アートディレクターと一緒に歩きながら、解説とともに楽しんでいただく1時間のイベントです。お申し込みの上、お気軽にご参加ください。
案 内:井上 多枝子(本展アートディレクター)
日 時:2013年12月14日(土)13:30〜14:30
集 合:大津パルコ正面円形広場
参加費:無料(要事前申込)
申 込:TEL 0748-46-8100(アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会事務局)