12月21日（土）から開催する「第10回滋賀県施設合同企画展」の作品を紹介します。

今日紹介するのは、廣瀬よし子さんの「紐」です。
本展のチラシにもメインビジュアルとして使われました。

作品は、紐細工のようなもの。材料は、布の切れ端のようなものから、靴紐、さおりの糸など様々で、作者が、施設内から持って来るそうです。
一週間程度、常に手に持っていたり、首にかけたりし、最終的には自分で外に捨て（本人としては、捨てているのか隠しているのかは分からない）、また新たな作品を作る。
廣瀬さんの行為を、「表現」と捉えた施設職員が本展に作品を持ち寄りました。
作品を観た他の実行委員からは、色や形、素材も様々でひとつの表現方法として楽しめる、何かを表現しようというひたむきさを感じるという声があがっていました。

ぜひ、会場で実際にご覧下さい。

—————————————————-
「第10回滋賀県施設合同企画展」
会期：2013年12月21日（土）～2014年2月23日（日）
開館時間：11:00～17:00
休館日：月曜休館（祝祭日の場合は翌日休館）
2013年12月29日（日）～2014年1月6日（日）
会場：ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
　　　（滋賀県近江八幡市安土町下豊浦4837番地2）
観覧料：一般200(150)円、高大生150(100)円、
中学生以下・障害のある方と付添者一名無料
※（　）内は20名以上の団体料金