May 20 |
「Timeless 感覚は時を越えて」武友義樹さん |
現在開催中のNO-MA企画展「Timeless 感覚は時を越えて」より、出展者の武友義樹さんを紹介します。
武友さんは、迫力のある陶器の作品を作ることで知られ、これまで、「DANCING CLAY‐土踊る ~アウトサイダーアーティストと鯉江良二~」展(西武大津/2002)や、「おでかけミュージアム・キャラバン 滋賀のアール・ブリュット展」(甲賀市あいこうか市民ホール/2013)など、多くの展覧会で作品を発表しています。
大きいものになると2mにも達する作品も制作されています。
また、武友さんは幼少の頃から、紐が付いた棒を振り続けるということもされています。
10m以上の紐を巧みに操り、波のような動きをつけたり、窓の桟に配置するなどして日々戯れています。
朝起きてから夜眠るまで飽きることなく続けるため、熱中するあまり、寝不足になることもあるとのことです。
[ボーダレス・アートミュージアムNO-MAで紐を振る様子]2014年
今展では、武友さんご本人にNO-MAにお越しいただき、展示会場で紐を振っていただき、その様子を映像で展示しています。
武友さんが操る紐の美しい弧をじっくり見ていると、彼のその時の気持ちによって、振り方が変化していることがわかってきます。
武友さんのダイナミックでありながら、繊細な美しさも感じられる表現を、ぜひ体感しにいらしてください。