ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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May

22

藁工ミュージアム「音楽をつかまえて 齋藤裕一/mamoru」展

現在、高知市にある藁工ミュージアムで「音楽をつかまえて 齋藤裕一/mamoru」展が6月29日まで開催されています。

この展覧会は、埼玉県の川口太陽の家・工房集で創作を行う齋藤裕一と、ニューヨーク市立大学音楽学部卒業後、聴く行為を通して音作品、音体験に読み替えるサウンド・インスタレーションを展開するmamoruの二人展です。

“「聴くこと」から新しい世界をひろげてみませんか”という誘いのとおり、齋藤裕一の絵画に耳を澄ますと声や音が聞こえてくるようで、mamoruの《日常のための練習曲》シリーズからはかすかでありつつ確かな存在を持った音からは淡い色彩イメージが浮かんできました。
大きく3つに分けられた会場で、mamoruの楽譜(指示書のようなもの)をもとに、来場者が冷凍庫から氷を取り出して吊すなど、常に作品は創られ更新されていくようでした。

NO-MAで開催中のTimeless展で、椎原保がアール・ブリュット作品を自身の制作のなかで展開させ、新たな鑑賞方法の提案に反響が寄せられています。
藁工ミュージアムでもまた違うかたちで現代アーティストとアール・ブリュット作品のコラボレーションが楽しめると思うのでご紹介しました。

関連イベントも予定されているようですので、興味のある方はこちらからご確認ください。
藁工ミュージアムホームページ

「音楽をつかまえて 齋藤裕一/mamoru」
会期:2014年6月29日(日)まで
会場:藁工ミュージアム(高知市南金田28)
休館日:10:00~18:00
入館料:一般500円、中高生250円、小学生以下無料
主催:藁工ミュージアム

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