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Jul

07

関連イベント「おとなの小学校」レポート(前編)

2014年7月5日(土)、「Timeless」展の関連イベント「おとなの小学校」を行いました。
雨の予報が出ていましたが、気持ちよい晴れのお天気で参加者の皆さんをお迎えすることができました。

参加者は16名で、遠くは新潟、茨城、名古屋、奈良、大阪、兵庫からいらっしゃった方(なかには前泊された方も)がいて驚きでした。
小学生のお母さんや、文化行政のお仕事をされている方、福祉関係の方、近江兄弟社小学校の卒業生とさまざまな方がいらしていて、絶えず参加者同士で会話が弾んでいました。

朝の会では、近江兄弟社小学校の武藤校長先生が、近江兄弟社学園の説明や会場である新校舎の紹介をしてくださいました。
小さな机や椅子、たくさんの掲示物など、普段子どもたちが過ごしている空間は懐かしく、参加者の気持ちは一気に高まっていたように感じます。

1時間目は「算数」
近江兄弟社小学校の品川 壮先生が、「数をとじこめよう」という数字カードをつかった授業をしてくださいました。
数字とともに+、-、×のカードをつかって、答えをできるだけ0に近づけるというもの。
他の参加者とじゃんけんをしてカードを交換したりするなかで、いろいろなコミュニケーションが生まれていました。算数が嫌いだと話す人がいたとは思えない、楽しい算数の時間になっていました。

2時間目は「国語」
近江兄弟社小学校の鳥井新平先生が、「時間」をテーマに感じられる詩や絵本を紹介してくださり、みんなで読みあう授業を行いました。
その詩が好きな人どうしで読みあったり、グループで一つの絵本を選んで読みあったり。
参加者は、自分で読むだけでは気づかない絵本の奥深さに出会っていたようです。
鳥井先生の言葉にメモを取る人も多かったです。

中休みには、校長先生の案内により、図書室や屋上を見学。
そして、3,4時間目の教室に移動しました。

「学級活動」は2時間続けての授業で、日常編集家のアサダワタルさんを先生に迎えて、クセをテーマにしたプログラムが行われました。
参加者はペアをつくって、持ち寄った子どもの頃の写真をきっかけに昔の記憶を呼び起こし、クセの聞き書きをしあいました。
その後、相手のクセを再演して映像を撮影。
名優ぞろいで、時折拍手や笑いが起こるなか、撮り終わった映像を上映しました。
自分のちょっとした行動が作品となることにじわじわとした感動があり、自然と拍手がわきました。

昼食を食べて、集合写真を撮ったあと、NO-MAへと移動しました。
以降は、次のブログへと続きます。

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