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May

21

【ときどき、日本とインドネシア】インドネシア作品の展示について

ときどき展では、3名のインドネシアの作者の作品を展示しています。
二階のドゥイ・プトロの展示空間は、出展作家の北澤潤さんがディレクションを手がけています。彼を皆はパク・ウィと呼びます。「パク」というのはインドネシア語で目上の男性に対する敬称で、「ウィ」はドゥイの「ゥイ」の部分から取っています。
彼の鳥の作品群を展示している床の間には、同じ鳥のシリーズのコピーが入った木箱が置かれています。このコピーは手にとってご覧いただけます。実はこれは、彼の弟で制作のサポートをしているナワ・トゥンガルさんが彼の作品を展示する際の形式のオマージュなのです。(実際は、もっと膨大な量の作品が厚みをもってドサッと入っています)

そして二階奥にはイマム・スチャヒョとアフマッド・ヤニの作品があります。
青い壁には写真も一緒に展示中です。

これは、2017年のインドネシアでの作品調査の際、トゥバンという街で撮影されたイマムとアフマッドの写真なのです。向かって左上がイマム。その下はイマムの立体作品です。これも、彼のよく用いるブルーが着彩されています。そして右上はアフマッド。右下は路地で見つけたアフマッドの詩。

写真から漂うトゥバンの街の雰囲気と共に、作品を楽しんでいただければ幸いです。

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