「カソケキ+チカラ」展アートディレクターはたよしこ氏によるギャラリートークを明後日(29日)開催します。
オープニングイベントでは作家にお話しいただくことに重きをおいた進行でしたが、ギャラリートークでは、なぜ今、「カソケキ+チカラ」なのか、より深い内容をアートディレクターが語ります。
「NO-MA de ギャラリートーク」
日時:2013年9月29日(日)13:30~14:30
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
参加費:観覧料
定員:20名(要予約)
ご予約はNO-MAまでお電話もしくは「お問い合わせ・メールマガジン」よりお申し込みください。
電話 …
現在開催中「カソケキ+チカラ」の出展作家である宮永愛子さんが、日産アートアワード2013を受賞されました。
日産アートアワードは、今年が第一回目。
現代美術を対象に、次代を担う精鋭の日本人アーティストに贈呈されるものです。
現在、横浜のBankART Studio NYKにて、宮永さん含むファイナリスト8名の展示を見ることができます。
宮永さんは今回、時間とともに消えていくナフタリンのスーツケースなどを展示され、湊町に呼応したはかない表現が評価されたとのことです。
宮永さんの作品は、関西ではNO-MAで見ることができるので、ぜひお越し下さい!
日産アートアワード2013
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台風が通り過ぎてから、近江八幡のあちらこちらで秋の気配を感じます。
今日も雲一つない青空とからっとした空気で、とても過ごしやすいです。
今夜の「中秋の名月」も綺麗に見えるのではないでしょうか。
本展開幕直後よりもだいぶんと涼しい今、旧市街を散策しながらのご来館をおすすめしたいです。
さて、皆さまをお待たせしてしまっている「カソケキ+チカラ」の図録ですが、
デザイナーの西岡勉さんによるNO-MA渾身の一冊がもうすぐ完成します。
校正紙を少しだけご紹介します↓
・表紙
・中面
本展のチラシや招待券のようにデザインの秀逸さは勿論ですが、観音開きにこだわった仕 …
企画展「対話の庭」の展評が京都芸術センター通信Vol.160に掲載されました。
執筆者の河田亜也子さん(兵庫県立美術館学芸員)は本文の中で、出展者である坂本三次郎さんと、新屋喜生さんの活動に注目しながら、アール・ブリュット作品とアーティストの作品との共通点、相違点を考察しています。
ぜひご覧ください。 …
企画展「カソケキ+チカラ」が、いよいよ明日から開催となります。
展示設営も無事完了し、NO-MAの入り口には大きなタペストリーが設置されました。
明日は14:00から出展作家をお招きし、オープニングイベントを行います。
当日参加も受け付けていますので、ぜひお立ち寄り下さい。
詳細はこちらから。 …
企画展「カソケキ+チカラ」は、8月24日(土)のオープンに向けて、現在展示設営の真っ最中です。
写真は、出展作家である今村源さんの設営の様子です。今村さんは、階段から2階の会場にわたって、浮遊感あふれるインスタレーションを展開されます。
その他の展示設営も着々と進行中で、作家それぞれが表現する「カソケキ」世界ができあがりつつあります。
明後日の開催をどうぞご期待ください。 …
大路さんは、滋賀県にある<やまなみ工房>で
創作活動をされています。
アトリエに伺うと、机に向かう大路さんの
大きな背中が迎えてくれます。
しかし、創作中の大路さんの姿からは、
そのがっしりとした印象とは反対の細やかさ、
繊細さを感じます。
描くときは、彼独特の一定のリズムを刻みながら、
ゆっくりと、しかし揺るぎない確かさで、ペンを持つ手が動いていきます。
幾重にも塗り重ねられた色彩は、画用紙の上をゆったりと広がっていき、
やがて、ひとつの命が生みだされます。
普段は、ロックな音楽が聴こえると、エアギターをかき鳴らし、
バラードが聴こ …
NO-MAは、2004年に開館して以来、「滋賀県施設合同企画展」を毎年開催しています。
名前の通り、滋賀県内で造形活動に取り組む福祉施設の職員たちで実行委員会を組織して企画する展覧会です。
滋賀県には、戦後まもなくから、障害のある人たちの造形や芸術活動が福祉施設で取り組まれてきた歴史があります。
こうした活動発表の場として、1980年代からは、「土と色」展、「あふれる希望の芸術」展などの合同展覧会が開催されていました。
「滋賀県施設合同企画展」も、こうした実践を受け継ぐ形で、開催してきており、今年で第10回目という節目を迎えます。
本展の大きな特徴として、障害のある人に日々寄 …
踊る紙神(かみがみ)~手の先に宿る魂~
今日は、今月24日(土)から始まる、
企画展「カソケキ+チカラ」の出展作家、藤岡祐機さんをご紹介します。
藤岡さんの作品は、手のひらにすっぽりとおさまる、
とても小さなものです。
しかし作品を目の前にした時、私たちは作品が纏うオーラにはっとし、
まるで運命の人に巡り合ったように心をぐっと掴まれます。
これが藤岡さんのすごさです。
紙を、細く細く切り込んで創られていく藤岡さんの作品。
切り込まれた紙は、命を吹き込まれたように、くるくると回転していきます。
その様はまるで、踊りの神が宿っているよう。
NO-MA「カソケキ …
いよいよ「カソケキ+チカラ」展が8月24日(土)よりスタートします。
今企画展では、今村 源さん、大路裕也さん、小東恭子さん、
田辺由子さん、辻 隆行さん、藤岡祐機さん、宮永愛子さんの7名にご出展いただきます。
今日ご紹介するのは、宮永愛子さん。
宮永さんは、日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩を使ったインスタレーションなど、
気配の痕跡を用いて時を視覚化する作品を制作されています。
十和田奥入瀬芸術祭への出展や、日産アートアワード2013のファイナリスト8名に選出されるなど、
今最も注目されているアーティストです。
会期中は、宮永さんの作品集なども販売いた …