May 04 |
鳥の目から見る世界展 鑑賞方法について |
大型連休に入り、4月29日(水・祝)から開催されています「鳥の目から見る世界」展には多くのお客様にご来場いただいております。
今回は鳥の目から見る世界展の少し変わった鑑賞方法をご紹介します。
NO-MAの会場では写真の虫メガネを皆さんにご案内しています。
今展の作品はとても細かく描き込まれていることもありますが、見る人が空を飛ぶ鳥の目から見たかのような視点を感じる作品が多く展示されています。
中でも大正―昭和にかけて活躍された吉田初三郎さんの作品は細部まで緻密に描かれていることもあり、展示ケースぎりぎりまで近づいて鑑賞されている方もちらほらとお見かけします。
初めは吉田初三郎さんの作品の鑑賞のために置いていた虫メガネですが、そのほかの作品も虫メガネで鑑賞されているのが印象的です。
受付にて虫メガネを勧めますと初めは戸惑われていたお客様も、作品との距離が縮まって鑑賞できるとのお声もお聞きします。
山田美智子さんの作品では、遠くからでは模様のように見える無数に描かれた小さな人が虫メガネで見てみると躍動感ある動きをしていることもわかります。