Feb 07 |
【第12回ing展】厚生労働省 障害者の芸術活動支援モデル事業実践報告会 |
2月5日(金)に開催されました厚生労働省 障害者の芸術活動支援モデル事業実践報告会にて、滋賀県施設合同企画展実行委員会の取り組みを報告いたしました。
今回、実行委員会の取り組みの紹介として髭副実行委員長(ひのたに園)、中野貴之委員(滋賀県立近江学園)、西原祐子委員(能登川作業所)、事務局から木元が登壇し報告をいたしました。
報告では、それぞれの施設の紹介からはじまり、毎月開催される実行委員会の様子や施設での造形について、ing展を12回を開催して行くなかで周囲の造形への認識が変化した事、出展の承諾にあたり数十年ぶりにご家族に連絡が取れた事等ingを通して委員さんも思いがけなかった様子等を短い時間でしたがお話をしました。
会場にいらした皆さまが委員さんのお話に熱心に耳を傾けられているのが印象的でした。
同日開催していました「Images」展の受付におりますと、ing展の取り組みのようなことをしたい、特別支援学校の現場からアートを発信するにはどうしたらいいのか熱心に尋ねられる方がとても多かったように思います。
また、同会場で開催されていましたアメニティーフォーラムに参加されていた方々等が実際にNO-MAにお越しになりました。
ing展では展示方法から関連イベント、カタログまですべて参加いただいた施設の職員さんと一緒に作り上げていきます、実行委員さんが展示をされていると聞いて関心をされていました。また、展示内容を観られた方で「あの作品はどのように展示しているのか?」「展示具材を毎回手作りしているがこの方法なら時間をかけずにすみそう」等々お話をしていく中で皆さん同じように悩まれ常にどのように発信をすればみんなに見てもらえるのかを考えているのがうかがえていました。
展覧会にお越しになった皆さんじっくりと時間をかけて一つ一つ鑑賞されていることが、NO-MAスタッフの印象にあります。
作品鑑賞の際には、どのような協議があったのか考えてみるのも面白いかもしれません。