企画展「カソケキ+チカラ」が、いよいよ明日から開催となります。
展示設営も無事完了し、NO-MAの入り口には大きなタペストリーが設置されました。
明日は14:00から出展作家をお招きし、オープニングイベントを行います。
当日参加も受け付けていますので、ぜひお立ち寄り下さい。
詳細はこちらから。 …
現在「対話の庭 Dialogue of Garden―まなざしがこだまする」に出展してくださっている林智子さんをお招きし、夏休みワークショップ「あの日の思い出は何色?記憶のジュエリーを作ろう」を行いました。
会場はカフェDIG'Sという滋賀県立大学の学生の方が運営をされている町家。
子どもから大人まで多くの方が参加してくださり、とても楽しい1日となりました。
まずは、みんなと一緒に涙の記憶について話し会い、ワークシートにその物語を書いていきます。
そのときの涙の色も、色鉛筆で塗ってみます。
次はジュエリーの型どり。
型をとる素材がめずらしく、子どもたちは …
今日は、6月29日(土)に実施した「対話の庭」展関連イベント「作品をみる、かんがえる、はなす、きく」の様子をご紹介します。
「対話」をテーマにした本展であるだけに、会期中いろいろなアプローチで鑑賞プログラムに取り組んできましたが、今回は、本展企画担当の横井学芸員による「つくる」要素を取り入れた作品鑑賞を行いました。
作品を「みる」だけでなく、参加者が実際に「つくる」ことを通して、作家の世界に触れてみようというプログラムです。
今回、鑑賞する作品は、杉本たまえさんの「カタルシス」シリーズです。
まず、5分ほどの間、じっくりと作品を観たあと、横井学芸員によるファシリテー …
対話を通した鑑賞とは、みる・かんがえる・はなす・きくという4つのことを基本としながら、みる人同士の対話を通じて作品の理解を深めていくための鑑賞方法です。
NO-MAは、障害のある人の表現活動を一般のアーティストの作品と共に鑑賞していただくことで「表現することの普遍的な力」を感じてもらうことを目指してきました。
障害のある人が作る作品のなかには、近年、アール・ブリュットとして評価を受けるものが多くあります。アール・ブリュット作品は、言葉では言い表せないようなエネルギーを秘めており、そのエネルギーに出会った時、私たちはただ圧倒され、鳥肌が立ち、自分の価値観が崩れていく感覚を味わうことがあり …