本日、現在開催中の「快走老人録Ⅱ-老イテマスマス過激ニナル」展の出展者である福田増男さんが来館されました。
展示された作品をみて「たくさんあるなぁ(展示されてるなぁ)」と一言。
じっくりと鑑賞されている様子に制作された作品1枚1枚と対話をされているようでした。
職員さんが、福田さんに伺うとどの時期に描かれていたものか覚えているらしく、どれも大切に描かれている様子がうかがえました。
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「快走老人禄Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」は、8月9日に開幕し一週間が立ちました。
NO-MA開館10周年特別企画展として開催している本展は、開始早々、多くの方々にご来館いただいています。
この展覧会では、老いてなお、ますます表現衝動に溢れている、あっ!と驚くおじいちゃんたちの作品を紹介しています。
出展作家の一人である小西節雄さんの「カカシ」。
今にも動き出しそうなたたずまいです…。
小西さんは、定年退職後、このリアルなカカシたちを作り始めました。初めはスイカを食い荒らすカラス対策のためだったようですが、いまではカカシ作りそのものに没頭しているとのことです。
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現在開催中の「快走老人録Ⅱ-老イテマスマス過激ニナル—」展も初日から1週間を迎えました。
庭に展示されたカカシに驚かれたり、白井貞夫さんの数十年かけて集めたコレクションの多さと収集内容の膨大な数に感嘆したりと出展者の皆さんの快走っぷりに、とても楽しそうに鑑賞されているのが印象的です。
今回は、NO-MAの2階にあるライブラリーコーナーにて展示されている写真についてご紹介です。
並んでいる写真はおじいさんやおばあさんの写真のようにも見えますが、とてもカラフルなおじいちゃんとおばあちゃんですね。
写真は、文化、福祉、暮らしなどをテーマに様々な体験を提供する学びのフェスティバル「しが …
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは開館以来、滋賀県施設合同企画展を開催しています。
今年は、第11回を迎えます。
この展覧会では、滋賀県内を中心とした障害者施設の施設職員とNO-MAで実行委員会を構成し、展覧会をつくりあげていきます。今年も魅力的な作品が集まり、先日は作品の写真撮影を行いました。
(カメラマンの大西暢夫さんに撮影していただきました)
月1回の実行委員会に、実行委員は施設での勤務後、あるいはお休みのところ参加しています。
作者や作品の一つひとつの魅力を引き出せる展覧会にしていくために、実行委員会で考えている最中です。
随時、展覧会情報をお知らせいた …
明日7月30日、NHK総合テレビのニュース番組「おはよう関西」で、NO-MA開館10周年が特集されます。
「アール・ブリュット」の可能性と課題
滋賀県近江八幡市にある町家を改装した美術館「NO-MA」は、専門的な美術教育を受けていない人たちによる「アール・ブリュット」作品の展示を進め、作家たちの創作活動の支えになっています。ことし6月で開館から10年となり、国内外でも認知されるようになってきましたが、新たな課題にも直面しています。「アール・ブリュット」の作家には障害のある人も多く、そうした人たちが自分の作品の権利をどう守っていくかが懸念されているのです。「NO-MA」を中心とした「アー …
企画展「Timeless」の会期も残りわずかとなりました。
7月27日(日)が最終日となります。
天井に展示された壮大な作品郡や、アール・ブリュット作品を手元に引き寄せて見るなど、不思議な体験ができる展覧会です。
まだご覧になっていない方、お急ぎください。
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本展で一階会場の展示構成を手掛けた椎原保さんに、今回の制作にまつわるエピソードをご講演いただきます。なお、本イベントは、鑑賞をさらに深める体験ワークショップとの2部構成にてお楽しみいただきます。
お申し込みの上、奮ってご参加ください。
日 時:2014年7月19日(土) 13:30~15:30
会 場:野間清六邸(NO-MA向かい側)
定 員:30名(要予約)
参加費:観覧料
椎原 保「ephemera / ここのむこう」(一部)
【椎原 保 プロフィール】
1952年、大阪府生まれ、京都府在住
美術家。1977年に京都市立大学美術学部西洋画科卒業。自 …
「Timeless 感覚は時を超えて」展が始まりました頃は春の日差しでしたが、最近では梅雨のしっとりとした空気に
包まれるようになりました。
会場の販売コーナーでは、出展者遠藤一郎氏のグッズを販売しております。
一部ご紹介いたします。
・ANREALAGE × 遠藤一郎「夢守り」
室内では白い色のお守りですが、太陽光に当てますと虹色に代わります。
お守りの中に入っている「夢書」に自分の夢を書いて、世界に一つだけの自分の夢を守るお守りになります。
・未来へ号バス、未来へ号3号シール
遠藤さんの活動に欠かせない、未来へ号がシールになりました。
車にも …
開催中の企画展「Timeless」には、逆さまのアヒルとピンク色の石が宙吊りで展示されています。
写真から黒光りしているのがわかります。
ピンクの石は、アヒルと隣り合うように展示されています。
これを設置したのは、本展出展者の椎原保さんです。
アヒルが黒光っているのは、鉛筆の芯の粉末(グラファイト)を塗りこんでいるからで、石にはクレヨンが厚く塗りこまれています。
椎原さんは、今展で会場を構成するうえで、同会場に展示している三橋精樹さんの作品に強く惹きつけられたといいます。
三橋さんは、鉛筆や、クレヨンを使って記憶の情景を描くアール・ブリュットの作家です。
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NO-MAのニュースレター「野間の間」は年に2回、展覧会のレポートや地域の人のインタビューコラムなどを掲載して発行しています。
次回17号は7月頭に発行予定で、現在、制作を進めています。
今日の午前中に「あの人の近江八幡スタイル」というコラムで紹介させていただく地元の方、山川正嗣さんをインタビューしてきました。
↑こちらは前回16号の「あの人は近江八幡スタイル」
実は、3月に開催した「アール・ブリュット☆アート☆日本」展でボランティアスタッフとして活動してくださったり、同月29日に栗東芸術文化会館で開催した県民参加パフォーマンスライブ「ほほえむちから」に出演され …