昔、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディング曲の最後の方で、「カッ!!」という効果音が鳴り、妖怪が一斉に出てくるというのがありました。わたしはいつも、さあこれから「カッ!!」が来るぞと心構えて見ていました。来るぞ、来るぞと。しかしいつも決まって「カッ!!」に驚かされるのです。頭では分かっているのですが。
なぜこのような話をしたかというと、本展出展者の木村賢史さんの面を観ると、いつもその「カッ!!」を思い出すのです。「カッ!!」というか、雷が落ちるみたいな「喝ッ!!」が頭の中に鳴り響きます。
木村さんの作品は、第二会場であるカネ吉別邸の細い廊下を抜けた一番奥の蔵に展示しています。分かって …
HELLO 開眼」展のカタログ、会場で販売中です。
チラシとは打って変わってシンプルなデザインです。そしてその中身。ここではお見せしませんが、結構、濃いです。
図版のページでは、作者の制作には欠かせない、そして、かけがえのない「場」を写真集的に紹介しています。
さらに、本書では、イベントでも講話いただく作家、田口ランディさんの寄稿文も収録しています。それがまた生々しさもあり、神聖さも帯びており、不思議な気分に浸れる文章です。展覧会に来られたら、ぜひ本書もご覧ください。本展を二度楽しめます。
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皆様
新年、明けましておめでとうございます。
皆様それぞれの新しい一日をお迎えのことと存じます。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは、1月5日(木)11:00より開館いたします。
今年もたくさんの方々と出会えますことを楽しみに、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
NO-MAでは、以下の展覧会を開催いたします。
「第13回滋賀県施設合同企画展 ing… ~障害のある人の進行形~」
2017年2月12日(日)まで
※1月10日(火)、11日(水)は展示替えのため休館です。
「キュレーター公募企画展 大いなる日常」
2017年2月18日(土 …
皆様
早いもので、2016年最後の1日となりました。
2016年も滋賀・近江八幡のNO-MAから、表現の魅力を発信してまいります。
2017年は、1月6日(金)から開館いたします。
また来年も、皆様と当館でお会いできますことを心から楽しみにいたしております。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA …
皆様
本年は皆様の御愛顧を賜り、ありがとうございました。
NO-MAは本日をもちまして、今年の開館を終了いたしました。
年末年始休館
2016年12月29日(木)~2017年1月4日(水)
2017年も、皆さまのお越しをお待ちしております。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA …
去る8月7日(日)、開催中の展覧会「魲万里絵 遠くて近い私の風景」展の関連イベントとして、パフォーマンス「呼吸する風景」を行いました。
このイベントは、魲万里絵さんの作品を展示した会場を舞台に、2つのパフォーマンスをお届けするものです。
会場では、ダンサーによる身体表現と魲による絵が呼応し合い、一体的な空間をつくりだしました。
パフォーマンスは一部と二部で構成しました。一部では、振付師でダンサーの高木貴久恵さんに出演いただきました。下の写真のように、出演者とお客さんとの距離の近さがこのイベントの特徴です。間近でみるダンサーの身体表現は、ものすごい迫力です。
パフォーマンスⅠ …
2月14日に終了しました第12回滋賀県施設合同企画展の関連イベントの「ingスーパーリサイタル
!! ~僕らの終わらないステージ。でも(内容は)気分によって変わります~」開催の様子をレポー
トします。
本展関連イベントの立案、内容、イベントタイトルや構成は毎月開催する実行委員とは別に実行委員会の有志が集まり催事企画部会を開き協議を行いました。
ワークショップ形式で案を出す中で形に残る作品以外にも出展者の中には普段の生活の中でも身体を使った表現がされたり、歌を唄うことが大好きな方もいる等の話がきっかけとなり、それらの表現にスポットを当てたイベント内容にすることが決まりました。さらに企 …
本日「第12回滋賀県施設合同企画展」最終日となりましたご来場いただきありがとうございました。
先日のブログでも参加施設の皆さんが来館された様子を紹介しましたが会期中多くのみなさんがお越しになりました。
見学の様子をお届けします。
やまなみ工房 来館日2月9日(火)
職員さんよりコメントをいただきました、「作品の形も様々でおもしろかったです。ing・・・展は支援されている方の愛情が何より伝わってくる展覧会だと思います。ありがとうございました。」
びわこ学園医療福祉センター野洲 2月9日(火)
同日、びわこ学園の皆さんもいらっしゃいました。
職員さんよりコ …
「第12回滋賀県施設合同企画」展に寄せられた感想を一部ですがご紹介します。
来館された方にご記入いただいたアンケートから、ご意見・ご感想を原文のまま掲載しております。
前期、後期に分けて紹介しています。
今回施設合同企画展は初めて前期と後期に分けて展示を行いました。実行委員さんたちはどのように
展示をすれば作品の魅力や制作者の事を知ってもらえるかとても苦心をされていました。そうして出
来上がった展示空間には来館された方々は前後期とも皆さんじっくりと鑑賞されていました。
アンケートには書かれなくても受付スタッフに感想を述べられて帰られる方も多くいらっしゃいました。
以下は前期展 …
2月5日(金)に開催されました厚生労働省 障害者の芸術活動支援モデル事業実践報告会にて、滋賀県施設合同企画展実行委員会の取り組みを報告いたしました。
今回、実行委員会の取り組みの紹介として髭副実行委員長(ひのたに園)、中野貴之委員(滋賀県立近江学園)、西原祐子委員(能登川作業所)、事務局から木元が登壇し報告をいたしました。
報告では、それぞれの施設の紹介からはじまり、毎月開催される実行委員会の様子や施設での造形について、ing展を12回を開催して行くなかで周囲の造形への認識が変化した事、出展の承諾にあたり数十年ぶりにご家族に連絡が取れた事等ingを通して委員さんも思いがけなかった様子等を短 …