企画展「鳥の目から世界を見る」出展作家と作品をご紹介します。
香川定之《無題》2014年 790×1090mm
紙、ボールペン、クレヨン photo 大西暢夫
香川 定之 Kagawa Sadayuki(1944‐ 広島県在住)
寝食以外のほとんどの時間を、この図の制作に費やしています。頭の中で完成している図を描き落とすかのように、さらさらとボールペンを走らせます。
間取り図で表される建物や、建物の周りを走る線路、そして建物の中に書き込まれる文字は、定規をあてて直線で描き込まれています。
全ての建物が繋がっているようであり、入ったら延々と彷徨うことになる迷宮のようにも見 …
今年度の展覧会第1弾は、「鳥瞰図」がテーマです。
空に飛ぶ鳥になった気持ちで、作家の想像力を体感してみませんか。
展覧会の詳細はこちら
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA企画展「鳥の目から世界を見る」
2015年4月29日(水・祝)〜8月2日(日)11:00〜17:00
休館日:月曜日休館(ただし祝祭日の場合、翌日休館)
入館料:一般300円(250円) 高大生250円(200円)
中学生以下、障害のある方と付添者1名は無料 ※()内は20名以上の団体料金
初日の29日(水・祝)にはオープニングイベントが開催され、19:30まで延長開館します。ゴー …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」展の関連イベントを開催します。
講演会「老いの力」
講 師:保坂 健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
日 時:3月7日(土)13:00~14:30
会 場:酒游舘(近江八幡市仲屋町中21)
本展のアーティスティック・アドバイザーである保坂健二朗氏の講演会を開催します。
タイトルは「老いの力」。高齢の方の表現に着目した講演です。
昨年秋に開催したNO-MA10周年企画展「快走老人録2」は、作家全員が65歳以上のおじいちゃんたちによる展覧会でした。
【快走老人録ポスター】
折元立身さんの介護をアートにした「AR …
現在開催しています「アール・ブリュット☆アート☆日本2」展では6会場での展示をしています。
今回紹介いたしますのは、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAでの展示です。
NO-MAでは、スイスのアール・ブリュット作家アドルフ・ヴェルフリの作品をアール・ブリュットコレクション(スイス)の特別協力により26点の作品を展示しています。
展示会場にて、お客様のお声をお聞きしますと、
「ヴェルフリの作品が観れるのを心待ちしていました」
「作品は折れ目があるが、折れ目を利用して描かれているのか、絵を描いた後に折ったのか気になるなぁ」
「作品の中にいる人にアンテナのようなものが描かれて …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」
旧吉田邸では、「五感でみるアール・ブリュット」をテーマに展示しています。
視覚だけでなく、聴覚や触覚も使いながら、作者の目線で作品を体験できる工夫をしています。
たとえば、この写真では、新屋喜生さんの創作風景が映像で流れるとともに、彼が粘土を叩く音も会場に響き渡っています。
彼は、粘土を太鼓に見立てて叩いているのです。
他にも、実際に陶作品を手で触ることもできますし、
小さな部屋を設けて、ノートタイプの作品を自ら広げて見ることができます。
(そばにある白い手袋を必ずつけてもらいます。)
普段使っていない感覚 …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」
今日はカネ吉別邸をご紹介します。
この会場は、「好きがとまらない!!」をテーマに展示しています。
「好き」という感情は、様々なことに伝播していくのではないでしょうか。
記憶しておきたい、考え続けていたいなど、彼らの素直な想いが、作品へと昇華しています。
こちらでは、公募入選者の村田将吾さんの作品も展示しています。 …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」
ブログでは、会期中に展覧会のみどころを、各会場ごとにご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、かわらミュージアムです。
この会場では、2014年9月中旬~10月末に募集した「アール・ブリュット作品全国公募 創造のカタチ」の入選作家の作品を展示しています。
この事業では、約2200名の応募があり、78名が入選されました。かわらミュージアムではそのうち41名の作品を展示しています。
作品は、布や糸をコラージュしたもの、ノートにびっしりとなにかが描かれているものなど様々です。
絵画も、A4のコピー用紙から、段ボールや木材など …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」では、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAを拠点に、
近江八幡の町屋など全6会場にて、出展作家75名、約1300点もの作品を展示します。
日本のアール・ブリュットの「いま」をお楽しみください!
展覧会のみどころ☆尾賀商店
青森県八戸市にある青南病院では、1960年代から約20年にわたり、芸術療法や舞踏療法などを取り入れていました。
仏や動物などの像、ギリシャ神殿のような柱、六角堂・・・・・これらは入院患者らが複数名でグループをつくり、ともに制作しました。そのいくつかは、今も病院の敷地内に点在しています。
この会場では、日本の …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」では、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAを拠点に、
近江八幡の町屋など全6会場にて、出展作家75名、約1300点もの作品を展示します。
日本のアール・ブリュットの「いま」をお楽しみください!
☆展覧会のみどころ☆奥村邸「創作のリズム」
出展作家
井上 優
岡元 俊雄
舛次 崇
高橋 信之
谷口 ちよ子
吉居 卓也
(アイウエオ順)
この会場では、作品だけでなく作家の方々の創作背景も感じていただくことができます。
絵を描いている時の映像や、作家の自宅の様子を再現して作品を展示しています。
また、井上優さんの全長1 …
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」では、70名の作者の方にご出展いただいています。
また、各会場を守るのは、総勢82名のボランティアの方々です。
快晴に恵まれた21日(土)のオープニングレセプションには、たくさんの作者の方、そして関係者の方にお越しいただきました。
関東や四国からも、遠路はるばるお越しくださいました。
皆さん、ご自身の作品の前で、思い思いの時間をお過ごしになられたようです。
ボランティアの皆さんは、学生からご年配の方まで幅広い年齢層に参加いただいています。
昨年度に引き続き2度目の参加になる方は、
「昨年度はあっと驚く作品に出会ったので、今回もそうした …