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Mar

31

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」Glow 生きることが光になる 2014年度振り返り編

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今回の放送では、アサダパーソナリティーと、田端現地リポーターが番組の一年間を振り返りました。これまで多彩なゲストをスタジオにお招きし、また展覧会場や作者のアトリエ、所属施設などを訪ね歩いてきた中で、印象に残っているエピソードをざっくばらんに語り合いました。

冒頭、一年間のラジオ収録に関するそれぞれの所感を交換し、印象に残るエピソード紹介へ。お互い2~3の放送を想定してくる予定でしたが選びきれず、現地リポートで訪れた場所を記したメモを1か所1枚で予め用意し、その中からくじ引きのようにして1枚引くということに。選び取ったメモに書かれていた現地は「茨木病院」(大阪府茨木市/2014年8月1日放 …

Mar

26

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」きたやまおさむ氏インタビュー

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先週まで2週にわたって放送した、きたやまおさむさんの特別講演。講演でお聴きしたことをさらに掘り下げるべく、講演後にインタビューをさせていただきました。

アール・ブリュットの作品を、「分類できないが、それをそのまま置いておくことができるもの」という講演でのお話を基に、何事も分類する社会において、分類できないものが町の中に放り込まれて、そういうものがそこにあっても良いのだという時間、空間になることは、作者も含めて私たちの中にも居場所ができるということだとおっしゃいます。

分類不能なもの、作品に出会った時、ある種の吐き気のようなものを覚えることがあるが、吐き気というのは未消化物を心の中で …

Mar

16

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」きたやまおさむ氏特別講演「生々しい何かと強迫~なぜ、作品に巻き込まれるのか~」後編

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先週に引き続き、2015年2月6~8日に大津で開催された「アール・ブリュット ユートピアの創造主たち」展での、きたやまおさむさんの特別講演の様子をお届けします。


特別講演の様子

アール・ブリュット作品で、細かいことを繰り返し反復している作品の「繰り返し反復」を強迫と呼んでも良いとしたら、もう一つ違う描写に出会うときたやまさんは言います。これらの作品は、まるで時間が無限であるかのようにゆっくりと時間をかけて繰り返されているように見え、それは限界を知らないというような強迫との出会いとも言えるとのこと。

また、強迫的な表現は「私」の身を守る貴重な防衛である、あるいは橋渡しである …

Mar

06

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」きたやまおさむ氏特別講演「生々しい何かと強迫~なぜ、作品に巻き込まれるのか~」前編

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2015年2月6~8日に大津で開催された「アール・ブリュット ユートピアの創造主たち」展。併せて行われた、きたやまおさむさんの特別講演の様子を二週にわたってお届けします。精神科医で臨床心理士、作詞家・ミュージシャンとしても有名なきたやまおさむさんは、かねてからアール・ブリュットの織りなす世界観や作者の衝動的な表現行為に関心を寄せていたと言います。この番組でしか聞けない、貴重な講演内容です。


特別講演の様子

講演前、講演会場の隣に展示されていたアール・ブリュット作品を30~40分ほど鑑賞されたきたやまさん。アール・ブリュットを見ると「圧倒される、あるいは巻き込まれるということを経 …

Feb

27

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」「アール・ブリュット☆アート☆日本2」現地リポート

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昨年度に続き、2回目の開催となる「アール・ブリュット☆アート☆日本2」。NO-MAの担当学芸員による今年の見所の紹介のほか、展示会場を提供する商店主や会場運営をするボランティアなどにも魅力を語っていただきました。


ヴェルフリ作品の前で解説する藁戸学芸員(右)

今回の見所をいくつか、NO-MAの藁戸学芸員に聞きました。
今年もNO-MAとその界隈にある町屋等6会場にアール・ブリュット作品が展示されています。「好きがとまない」「五感でみるアール・ブリュット」などテーマを設けた展示のほか、今年はアール・ブリュットを語る上で必ず登場すると言っても過言ではない作家、アドルフ・ヴェルフリ …

Feb

24

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」「青柳文化庁長官 特別インタビュー」

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2月6~8日に滋賀県の大津プリンスホテルで開催された、地域福祉と文化の祭典「アメニティフォーラム19」。障害のある人の地域での暮らしについて様々な立場の人たちが語り合うフォーラムのほか、アール・ブリュット展や、バリアフリー映画祭等多彩なプログラムが特徴です。このフォーラムで7日にご講演をされた文化庁長官青柳正規さんに、会場でインタビューをいたしました。様々な文化政策を司り、アール・ブリュットにも強い関心を寄せてくださっている青柳長官に、展覧会の率直な感想や、2017年に開催予定のフランスナント市とのアール・ブリュットを始めとした文化芸術による国際交流事業について、そして「アール・ブリュット」だ …

Feb

06

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」写真という表現を携えて向かい合った「もうひとつの時間」-写真集『ソローニュの森』から-」(前編2月6日、後篇2月13日)

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今週と来週13日の2週にわたり、ゲストに写真家の田村尚子さんをお迎えします。田村さんは、2012年にフランスのラ・ボルト精神病院を舞台にした写真集『ソローニュの森』(2012/医学書院)を出版し、芸術、医療、福祉など様々なジャンルから注目を集めておられます。思想家フェリックス・ガタリが終生かかわったことでも知られるラ・ボルド病院に向けた田村さんの眼差しは、一人一人の人間に対する純粋で深い興味を現してくれます。


田村尚子さん(左) アサダパーソナリティー(右)

『ソローニュの森』は6年にわたる6回の滞在により生み出された作品集。6回と言っても、最初の訪問では半日だったところを、徐 …

Jan

30

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」公開収録トーク『アール・ブリュットへ その道程と幸福について』後編

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先週に引き続き今週も、昨年12月に大津パルコで公開収録された、作家の田口ランディさんとびわこ成蹊スポーツ大学長の嘉田由紀子さんのトークです。アール・ブリュットに深く魅了され、広い視野から支え続けて来た田口ランディさんと前滋賀県知事でもあられた嘉田さん。後半のトークも盛り上がりました。


当日の会場の様子(カフェ スプーンライフオンワークス/大津パルコサテライト3F)

後半もたくさんの話題が展開される中、アサダパーソナリティーから、アール・ブリュット作品とマーケットについて話が向けられました。アサダパーソナリティーは、アール・ブリュット作品というのは基本的には、マーケットに乗るよう …

Jan

27

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」公開収録トーク『アール・ブリュットへ その道程と幸福について』前編

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アサダワタルパーソナリティー(左) 田口ランディさん(中央) 嘉田由紀子さん(右)

今週は、昨年12月に大津パルコで公開収録された、作家の田口ランディさんとびわこ成蹊スポーツ大学長の嘉田由紀子さんのトークです。アール・ブリュットに深く魅了され、広い視野から支え続けてきた田口ランディさんと前滋賀県知事でもあられる嘉田さん。作品そのものだけではない、それを取り巻くあらゆる環境も織り交ぜられたアール・ブリュット的哲学について対談いただきました。

ランディさんは、NO-MAとアール・ブリュット・コレクション(スイス)との合同企画「アール・ブリュット-交差する魂-」展がNHKの「新日曜美 …

Jan

20

ラジオ番組「Glow 生きることが光になる」『ひとりの医者として アール・ブリュットを支えること』

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今週のゲストは、滋賀県医師会長の笠原吉孝さんです。笠原さんは医師である傍ら、多くの社会活動にも取り組まれていらっしゃいます。その一つにNPO法人の理事長としての活動があります。その名も「NPO法人はれたりくもったり」。とてもユニークな名前ですが、アール・ブリュットを世に広く発信する事業を軸としています。今回は、そんな笠原さんがアール・ブリュットに出会ったきっかけや、普及に努める思いについて伺いました。


笠原吉孝さん(左) アサダワタルパーソナリティー(右)

アール・ブリュットとの出会いは、京都で開催されていた展覧会とのこと。心に直接訴えてくる作品だと思ったそうで、「今まで見たこ …