対話を通した鑑賞とは、みる・かんがえる・はなす・きくという4つのことを基本としながら、みる人同士の対話を通じて作品の理解を深めていくための鑑賞方法です。
NO-MAは、障害のある人の表現活動を一般のアーティストの作品と共に鑑賞していただくことで「表現することの普遍的な力」を感じてもらうことを目指してきました。
障害のある人が作る作品のなかには、近年、アール・ブリュットとして評価を受けるものが多くあります。アール・ブリュット作品は、言葉では言い表せないようなエネルギーを秘めており、そのエネルギーに出会った時、私たちはただ圧倒され、鳥肌が立ち、自分の価値観が崩れていく感覚を味わうことがあり …