今週のゲストは、滋賀県医師会長の笠原吉孝さんです。笠原さんは医師である傍ら、多くの社会活動にも取り組まれていらっしゃいます。その一つにNPO法人の理事長としての活動があります。その名も「NPO法人はれたりくもったり」。とてもユニークな名前ですが、アール・ブリュットを世に広く発信する事業を軸としています。今回は、そんな笠原さんがアール・ブリュットに出会ったきっかけや、普及に努める思いについて伺いました。
笠原吉孝さん(左) アサダワタルパーソナリティー(右)
アール・ブリュットとの出会いは、京都で開催されていた展覧会とのこと。心に直接訴えてくる作品だと思ったそうで、「今まで見たこ …
2月8日(日)に大津プリンスホテルで行われる「アール・ブリュットネットワークフォーラム2015」では、現代日本を代表する画家の一人であり、昨年には文化勲章を受章された野見山暁治さんによる特別講演を開催します。本講演では、聞き手に美術家である田島征三さんを迎え、「アール・ブリュットと日本の美術」と題して講演をいただきます。
同時開催の「アール・ブリュット ユートピアの創造主たち」展と併せてお楽しみください。
イベント概要
特別講演「アール・ブリュットの日本の美術」
講師:野見山暁治(洋画家)
聞き手:田島征三(美術家・絵本作家)
日時:2015年2月8日(日) 11:30~12: …
新年1月2日、9日のゲストは、アーティストであり、名古屋造形大学教授の高橋伸行さんでした。
高橋さんは、これまで病院、老人福祉施設、障害者施設、ハンセン病療養所や東日本大震災被災地域などで様々なアートプロジェクトを展開されてきました。障害のある方が取り組む造形活動にも精力的に関わる中で、アール・ブリュットとはまた違った“出来事としての表現”に取り組む「やさしい美術プロジェクト」についてお話を伺いました。
1月2日放送分
高橋伸行さん(左) アサダワタルパーソナリティー(右)
高橋さんがディレクターを務めるやさしい美術プロジェクト。このプロジェクトは「やすらぎの感じられる医療 …
アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンター(略称:アイサ)では、1月24日(土)、東近江市にある社会福祉法人美輪湖の家きらり庵を会場に、造形活動体験と意見交換を行います。
きらり庵は生活介護の事業所として、2011年の施設開所時から絵画、陶芸などの造形活動に取り組んでいます。2013年7月からは、アートプロジェクト〈Art from the Lakes(湖からの芸術)〉の活動と連携し、毎月1~3回、滋賀県在住のアーティストとの交流を続けています。アーティストならではの素材に対する知識や技術を活かして、個々の創作の他にもワークショップや共同制作を行うなど、造形活動の幅が広がってい …
今年もNO-MA界隈の町屋を会場としたアール・ブリュットの祭典「アール・ブリュット☆アート☆日本2」を行います。
ボランティアスタッフ(有償)を募集しています。
受付でのパスポート(チケット)チェックや、会場内の監視などが主な活動です。
人と話をするのがお好きな方、近江八幡にお住まいの方、アール・ブリュットが好きな方等々、お気軽にお申し込みください。
アートやアール・ブリュットをよく知らないという方も、この機会に、心に響く作品との出会いや新たなつながりを見つけに、ぜひご応募ください。
○活動の内容、条件等
【活動場所】
カネ吉別邸(為心町元)、旧吉田邸(多賀町758)、 …
本日6日(火)、2015年の初めての開館となりました。今年もよろしくお願いします。
あいにくのお天気ですが、今年初めてのお客様は出展者の芦田和馬さんがお父様とお越しになりました。
武将たちと一緒にぱちり
一緒に来館されたお父様は和馬さんの作品を初めて見られたよう作品の大きさや緻密さ、芦田さんの作品が良く見えるよう展示されていることに驚かれているようでした。
和馬さんも「作品がドーンと展示されているのが良かった」と話されていたことが印象的でした。
ing展では出展された作品の一つ一つに至るまで、制作された方の雰囲気がどのようにしたら伝わるか、どういう展示方法がよいかを実 …
皆様
あけましておめでとうございます。
皆様それぞれの新しい一日をお迎えのことと存じます。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは、1月6日(火)11:00より開館いたします。
今年もたくさんの方々と出会えますことを楽しみに、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
NO-MAでは、以下の展覧会を開催いたします。
現在開催中>>「第11回滋賀県施設合同企画展 ing… ~障害のある人の進行形~」
2015年1月18日(日)まで
「アール・ブリュット☆アート☆日本2」展
2015年2月21日(土)~3月22日(日)
【館外展示】
2月、大津プリ …
早いもので、2014年最後の1日となりました。
2014年、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは開館10周年を迎えました。
NO-MAを拠点にアール・ブリュットの展覧会や講演会、書籍の出版など様々な事業を行ってまいりました。
その中でたくさんの方々と出会い、多くのご支援とご協力をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
NO-MAの10年間のすべてが詰まった書籍『ボーダレス・アートミュージアムNO-MA 10年の軌跡―境界から立ち上がる福祉とアート―』も沢山の方に手に取っていただいており嬉しく存じます。
2015年も、滋賀・近江八幡のNO-MAから、アール・ブリュットの …
今週は、現在NO-MAで開催中の、「第11回滋賀県施設合同企画展」の出展者の制作現場から現地リポートです。28人の出展者の中から、お二人の現場を訪ねました。
お一人目は、滋賀県東近江市にある「きらり庵」に通う、中川猛義(なかがわたけよし)さんの下を訪ねました。
中川猛義さん
中川さんの制作の様子を伺う前に、中川さんが普段制作をしている「きらり庵」とはどんなところなのか、支援員の櫻井真実(さくらいまさみ)さんに教えていただきました。きらり庵は、障害のある方が身辺面のお手伝いをしてもらいながら、創作活動などをして日中を過ごす場です。
中川さんはここに通う中で、いろいろな作品を作 …
本日、第11回滋賀県施設合同企画展に出展されている山本サユリさんが、しあわせ作業所の皆さんと来館されました。
撮影に快く応じてくれた山本サユリさんです。
展示されている作品をしあわせ作業所のみなさん、じっくりと鑑賞されています。
山本さんの作品を前に、「この絵をサユリさんが描いたん?」、「すごいやん」、「私、色を塗りきるまでに飽きてしまうわ」と
和気あいあいと皆さんがお話をされているのが印象的でした。
こころと身体が落ち着くようにと描かれているそうで、絵の中に動物の形が隠れていたり、人の形に見えたりするそうですが山本さん自身も描いているときには全く気付かず …