今週から3週にわたり、美術家で成安造形大学芸術学部助教、附属近江学研究所研究員の石川亮さんをゲストにお招きします。石川さんはこれまで、国内の神仏にゆかりのある地域に出向き、その場所の持つ性質やルーツを探ることで作品制作をされてきました。とりわけ滋賀県での制作に力を入れており、また成安造形大学の附属機関である近江学研究所においても、滋賀県ならではの暮らしの美とアートをつなぐ研究をされています。そんな石川さんに「滋賀ならではの“美”ってなに?」というテーマを、石川さんのこれまでの活動と絡めながらお話しいただきます。
石川亮さん(左) アサダパーソナリティ(右)
1週目の今回は、石川 …
NO-MAコレクション展「世界を設計する人」4月29日(金・祝)よりスタートします!
オープニング企画「アール・ブリュットの作り手たち-それぞれの世界の見つめ方-」
「彼らはどのように世界を見つめているのだろう?」作者や関係者によるここでしか聞けない創作秘話をお話しいただきます。
ぜひご参加ください。
話し手:古久保憲満さん(本展出展者)、吉澤従子さん(本展出展者 吉澤健さんのお母様)、はたよしこ氏(NO-MAアートディレクター)
聞き手:横井悠(NO-MA学芸員)
日時:4月30日(土)14:00~15:30
会場:野間清六邸(NO-MA向かい側)
定員:20名( …
前週に引き続き、今週も同志社大学総合政策学部総合政策学科教授の井口貢先生のトークをお届けします。
お話は、先生のご専門である「観光」と「福祉」をつむぐように展開されていきました。その中で出た印象的なフレーズが、「福祉とは観光なり」でした。
一見、あまり接点のないように見える福祉と観光。ですが、確かにNO-MAは美術館という意味で観光と深い関わりを持っていますし、取り扱っているアール・ブリュットは福祉とは切り離せない分野であります。
福祉と観光、双方を解きほぐすかのように展開される井口先生とアサダワタル氏のトークは、アール・ブリュットについての重要な一論考にもなっていま …
今週は、同志社大学総合政策学部総合政策学科教授の井口貢氏をスタジオにお招きしまして、アール・ブリュットから、NO-MAのある町、近江八幡まで、幅広いテーマに渡るトークをお届けします。
アール・ブリュットから、NO-MAのある町、近江八幡まで、幅広いテーマに渡るトークをお届けします。文化政策、観光政策、町づくり・・・多種多様な切り口から研究をされていらっしゃる井口先生。大学で開講しているゼミでは「町づくり」という言葉から発展させて、「町つむぎ」というテーマを掲げ、地域の生活文化を見つめ直すような活動に取り組まれているとのこと。
今回は、NO-MAというミュージアムと近江八幡という …