NO-MA開館10周年特別企画展「快走老人録Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」の出展作家のお一人、現代美術家の折元立身さん。今回出展している「アートママ」シリーズについて、そして「アートママ」である母、男代(おだい)さんについて、お話しいただきました。
リポートを収録したのは、展覧会オープンの前日。折元さんは翌日のオープニングイベントでのパフォーマンスに備えて、パン人間の下準備をされていました。写真はパン人間になるための道具(?)のパン。
あいにくオープニングは台風の影響で中止となりましたが、こんな念入りな準備が前日になされていました。
折元立身さん
事前の打ち合わせ …
産経新聞の記者から、アール・ブリュットについて取材がありました。
今度、「障害と可能性」というテーマでアール・ブリュットの連載記事を書かれるそうです。
今日の取材がそのまま記事になるというわけではなく、今後の特集の根幹を考えるためということ。
9月中旬から募集が始まるアール・ブリュット作品全国公募のことやNO-MAがアール・ブリュットとして作品を展示する契機の一つとなった海外との連携展のこと、また、国として障害者の芸術活動を支援する動きなども紹介させてもらいました。
色々なお話しをさせてもらったのですが、こうした取材から原稿をつくるのはすごいことだなぁと思います。
実 …
本日17時半より、ラジオ番組「関西ラジオワイド」で
現在開催中の「快走老人録Ⅱ」について中継放送が行われます。
当企画展について担当した学芸員が、今展の魅力や出展作家についてお話します。
ぜひお聞きください!
関西地域のみの放送となりますが、それ以外の地域にお住いの皆様は
「NHKネットラジオ らじるらじる」をご利用ください。
●「NHKネットラジオらじるらじる」はこちらから
画面上の[ラジオ第一]ボタンをクリックすると、生放送を聞くことができます。
~関西ラジオワイド(NHK大阪放送局)~
放送(月)~(金)
午後4:05~6:00 NHKラジオ第一放送(666Hz) …
本日、現在開催中の「快走老人録Ⅱ-老イテマスマス過激ニナル」展の出展者である福田増男さんが来館されました。
展示された作品をみて「たくさんあるなぁ(展示されてるなぁ)」と一言。
じっくりと鑑賞されている様子に制作された作品1枚1枚と対話をされているようでした。
職員さんが、福田さんに伺うとどの時期に描かれていたものか覚えているらしく、どれも大切に描かれている様子がうかがえました。
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現在開催中のNO-MA開館10周年特別企画展「快走老人録Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」。
2006年に第1弾を開催し、好評を得た同展。NO-MA10周年を迎えた2014年は高齢化がさらに進み、認知症、孤独死など多くの社会問題に誰もが向き合う時代になっています。
この「老い」について、NO-MAは10年間続けてきた「ボーダレス・アート」という展示手法と「アール・ブリュット」を通して見つめ直そうとしています。
今回の現地リポートは、同展を企画した、はたよしこアートディレクターに作品解説と展覧会の見どころを教えてもらいます。
1階の展示室。福田増男さん(滋賀県)の、親しみやすいイラ …
一般公開「五感マンダラ-近江八幡の心象マップをつくる-」(全4回)
第一回目は、8月22日(金)14時~
NO-MAの2階ライブラリにて行います。
※このイベントは全4回で構成されています。4回でひとつのマンダラをつくっていきます。
「五感マンダラ」「心象マップ」とは何だと思いますか?
味、音、なつかしい風景など、<五感>をきっかけにして、昔のことを語っていただき、それを絵地図(心象絵図)にしていくというものです。
【写真は、近江八幡市にある老蘇地区のふるさと絵地図づくりの様子】
今回は、NO-MAがある近江八幡の町屋界隈に長くお住まいの方々と一緒 …
展覧会の開催前後に台風が直撃してしまうというハプニングに見舞われたのですが、そんな天候にも負けずNO-MAまで足を運んでくださる方が多くいらっしゃり、主催者として大変嬉しく思っています。
本当にありがとうございます。
台風のため中止になったオープニングイベントでは、折元立身さんがパフォーマンスをされる予定でした。
実際に観られずにとても残念ではありましたが、会場には、作品写真の他、折元さんがポルトガルで行ったパフォーマンス「500人のおばあさんの昼食」の映像が上映されています。
こちらは作品「ART-MAMA + SON WITH BIG BREAD」(2012)です。
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先週の土曜日に滋賀県立近代美術館で行われた、「美の糸口 アートにどぼん」というイベントでワークショップをしました。
大雨にも関わらず約1700人の方が来館されて、ワークショップにも多くの方が参加してくださいました。
親子で参加されている方が多く、あるお父さんからは、将来は誰とどこでどんな暮らしをしてるかなど、普段はあまり話さないことを話せて面白かったという感想をいただきました。
このとき作られた作品も先のワークショップの作品といっしょにNO-MAのライブラリーコーナーに展示しておりますので、NO-MAお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
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「快走老人禄Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」は、8月9日に開幕し一週間が立ちました。
NO-MA開館10周年特別企画展として開催している本展は、開始早々、多くの方々にご来館いただいています。
この展覧会では、老いてなお、ますます表現衝動に溢れている、あっ!と驚くおじいちゃんたちの作品を紹介しています。
出展作家の一人である小西節雄さんの「カカシ」。
今にも動き出しそうなたたずまいです…。
小西さんは、定年退職後、このリアルなカカシたちを作り始めました。初めはスイカを食い荒らすカラス対策のためだったようですが、いまではカカシ作りそのものに没頭しているとのことです。
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現在開催中の「快走老人録Ⅱ-老イテマスマス過激ニナル—」展も初日から1週間を迎えました。
庭に展示されたカカシに驚かれたり、白井貞夫さんの数十年かけて集めたコレクションの多さと収集内容の膨大な数に感嘆したりと出展者の皆さんの快走っぷりに、とても楽しそうに鑑賞されているのが印象的です。
今回は、NO-MAの2階にあるライブラリーコーナーにて展示されている写真についてご紹介です。
並んでいる写真はおじいさんやおばあさんの写真のようにも見えますが、とてもカラフルなおじいちゃんとおばあちゃんですね。
写真は、文化、福祉、暮らしなどをテーマに様々な体験を提供する学びのフェスティバル「しが …