企画展「これ、すなわち生きものなり」展に寄せられた感想を前期を中心にご紹介します。
来館された方にご記入いただいたアンケートから、ご意見・ご感想を原文のまま掲載しております。
後期では出展者が入れ替わり会場の雰囲気も違います、皆様のお越しをお待ちしています。
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・2階の展示がとても良かった。和室を上手に活かしていると感じた。雨の日にもまた来たいと思った。違った印象を楽しめそうなので…。
・ここに来るとピカソの言葉を思い出します。「子どもは誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でい …
今週から2週にわたり、10月24日に開催された「これすなわち生きものなり」展関連イベント、小松和彦氏(文化人類学者、民俗学者)の講演会の様子をお届けします。
40年近く妖怪のことを研究しておられる先生。最近妖怪は非常に話題になっており、隔世の感があるとのこと。
「妖怪とはなんだろう?」ということからお話は始まりました。先生が支えにしてきた言葉があるそうです。それは物理学者で有りエッセイストでもあった寺田寅彦さんが「化け物の進化」という本のなかで、100年近くも前に書かれたエッセイの中にあるそうです。「人間の進化の道程において化け物が最も優れている。人間は他の動物と違って文化を持っ …
企画展「これ、すなわちの生きものなり」、後期展示も多くのお客様へご覧いただいています。
今回、出展者の作品ポストカードを作成いたしました。
お気に入りの作品があった方へは、気軽にお買い上げいただけるようになっています。また、お土産にもいかがでしょうか?1枚150円で販売しています。
NO-MAオリジナルグッズとして販売しているほか、リピーター特典として、前期をご覧いただいた方で半券またはグッズ引換券をお持ちいただくと1枚プレゼントさせていただきます。
NO-MAだけでなく、ホームページのグッズコーナーでもお買い求めいただけます。ぜひご覧ください。 …
ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの新しいグッズが完成し、先日よりショップコーナーで販売を開始しました。
今日はそのグッズをご紹介いたします。
まずは、オリジナルトートバッグです。黒と生成の2色ございます。
厚いキャンパス生地で、広めのマチがありますので本などたくさん入れても大丈夫です!
肩にかけられるように持ち手も長くなっています。
1つ1000円(税込)になります。
こちらはダイカットメモ帳です。大きさが15cmくらいで、一筆箋としてもお使いいただけます。
バラエティに富んだ6種類を作りました。
皆さまはどれが好みでしょうか。
1つ380円ですが …
NO-MA企画展「これ、すなわち生きものなり」の後期展がはじまっております。前期のNO-MAにいた生きものたちは去っていきましたが、また新たな架空の生きものたちがやってきました。晩秋を迎えるNO-MAも、架空生物たちの住処になっております…。
さて本日は、NO-MAの特色の一つともいえる「蔵」における今期の展示風景の様子をご紹介します。
陶土で製作されたこれらの作品は、アール・ブリュットの作り手である濱脇忍さんの手によるものです。
タイトルは、すべて《さぼてんのこども》です。
まるで本当に地面から「にょきっ」と顔を出しているかのような《さぼてんのこども》たち。蔵はとても …
今週も、京都大学こころの未来研究センター教授の鎌田東二さんにお話を伺いました。
鎌田東二さん(左) アサダパーソナリティ(右)
アール・ブリュット作品について、「ワンパターン」ということのほかに気づいたことについてお聞きしました。
「小ささの中に世界がある」「微小と巨大が混在している」ことだと言います。小さいモチーフの単なる繰り返しに見えるが、繰り返されるうちに一気に別の次元に転化している様子が見えるそうです。また、「地図」のように見える作品も多いとのことです。
先週のお話にもありましたが、現実界だけでなく異界ともつながっている、そういう世界があると鎌田さんは考えていらっ …
現在、「これ、すなわち生きものなり」展後期の展示に向けて大詰めとなっております。
今回は毎週水曜日に開催しています、放課後NO‐MAワークショップ「まぼろしのヘンテコ蟲をつくろう」について紹介します。
このイベントは展覧会のテーマである「架空の生きもの」を身近にある素材でヘンテコ蟲を作るイベントです。
ヘンテコ蟲には名前や、生息地、好きな食べ物や性格なども考えてもらいます。
さくさくっと作っている子も、このキャラクターは一体どんな生き物なのかどういうものが好きなのか考えている姿に一つの生きものが生まれ出る瞬間に立ち会っているような感じがします。
また、苦心して生み出さ …
ジャン・マルク・エロー氏は講演会の冒頭に、2017年に開催されるフランス・ナント市と日本で開催する障害者の芸術文化交流事業に全力を注ぎたいと、熱い思いを語られました。
10月18日(日)にヴォーリズ平和礼拝堂にて、2017年フランス・ナント市での日本のアール・ブリュット展開催記念講演会を開催しました。
講師としてお招きしたのは、前フランス首相、前ナント市長であり、2017年にフランス・ナント市と日本で開催する障害者の芸術文化交流事業の顧問に就任されたジャン・マルク・エロー氏と、劇作家・演出家の平田オリザ氏。会場となったヴォーリズ平和礼拝堂は約400名にのぼるお客様で埋め尽くさ …
今週は、京都大学こころの未来研究センター教授の鎌田東二さんをゲストにお迎えします。鎌田さんは、宗教哲学者として数々の研究と執筆活動で知られている方です。また神職の資格を持ち、神道ソングライターとして作曲活動も行うとても多彩な活動をされています。そんな鎌田さんが、アール・ブリュットが織りなす世界観にも魅力を感じてらっしゃるということで、二回にわたって色々とお話を伺います。
鎌田東二さん(左) アサダパーソナリティ(右)
鎌田さんはたくさんの肩書をお持ちで、広いフィールドで活躍されています。そのうちの一つ、宗教哲学ということについて、お聞きしました。人間はこの世以外の世界、異界に関 …