アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンター(略称:アイサ)は、NO-MAと同じ社会福祉法人グローが運営しており、障害のある人の造形活動に関する相談支援を行っています。
アイサのホームページでどのようなご相談を承っているかなど、活動内容を紹介しています。
アイサでは、年に数回、著作権に関する研修会や造形活動に関する意見交換会などを開催しています。
次回は12月5日(金)に、障害のある作者の権利を考える研修会を実施します。
この研修会では、造形活動への取り組み方が異なる3事業所に、造形活動の紹介や著作権等保護に関する実践報告をしていただきます。
詳細は下部のチラシをご覧 …
10月のゲストは、僧侶で宗教学者の釈徹宗(しゃくてっしゅう)さんです。釈さんは如来寺の住職であり、相愛大学人文学部の教授です。またNPO法人リライフの代表も務めておられ、認知症高齢者のグループホーム「むつみ庵」も運営されています。
釈徹宗さん
グループホームむつみ庵は如来寺の近くにあり、植木屋を営まれていた檀家さんのお宅だったところだそうです。むつみ庵の特徴は大きく3つ。
①古民家改修型
②お寺の檀家制度フル活用
③不合理なものを大事にする
古民家ということで指定基準に合いにくいところがあり、たくさんの行政指導も入ったそうですが、「家に住む」ということを考える必 …
昨日はNO-MAのご近所でお家立ちがあり、白無垢姿のお嫁さんがご近所の皆さんに祝福されて会場に向かいました。
NO-MAのスタッフもご近所の皆さんと一緒にお見送りをしました。
なかなか見ることが出来ない光景でした。
お見送りの際にご近所の方々とお話をさせていただくと、先日のTV番組で展覧会が紹介された内容であったり、
展覧会への感想等、普段NO-MAにいるだけでは聞くことが出来ない関心を持って下さっている話を伺うことが出来ました。
NO-MAが開館して今年で10周年を迎え、NO-MAに関心を寄せていただいたり、近隣の行事に参加させてもらう等年々かかわりが深くなるように感じ …
今週は、10月13日(月)に発売される音楽CD「ほほえむちから」のレコーディングの様子をお届けします。
谷川俊太郎さん作詞、小室等さん作曲「ほほえむちから」は、日本の障害福祉の父と言われ、この番組でも度々紹介をしてきた糸賀一雄さんの生誕100年を記念して特別に作られた曲です。
栗東芸術文化会館さきら(滋賀県)で行なわれたレコーディングには小室等さんをはじめとするプロのアーティストのほか、子どもたちのオーケストラや滋賀県民を中心とした有志による大合唱隊等、さまざまな立場の人が参加しました。
前奏から綺麗な音色を響かせてくれている「さきらジュニアオーケストラ」の塚本ひらきさん(チェロ …
滋賀県施設合同企画展の第6回実行委員会を行いました。
開始直前に集まった委員さんは数名でしたが、委員会中に仕事を終えた委員さんが続々と集まりました。
昨晩はチラシ・ポスターのデザイン案について報告しました。
会期前に集まって協議が出来るのも後1回ということもあり、いつもに増して各担当の話し合いが深まっていました。
次回の実行委員会は11月、会期直前です。
展覧会開催に向けて、準備を進めていきます!
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この事業は、芸術活動をする障害者やその家族、福祉事業所を支援し、その成果を普及することで障害者の芸術活動の支援を推進することを目的に行われます。
全国から特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン(宮城)、NPO法人コミュニティリーダーひゅーるぽん(広島)、社会福祉法人愛成会(東京)、一般財団法人たんぽぽの家(奈良)、社会福祉法人グロー(滋賀)の5団体が実施団体に採択され、当方でそのモデル事業連携事務局を務めさせていただくことになりました。
9月17日(水)には実施5団体が東京に集まり、行政関係者や芸術や著作権の専門家などオブザーバーの方々を交えて、第1回連絡会議を行いました。
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いよいよ残り1週間を切りました、「小室等NO-MAコンサート~ほほえむちから~」
このコンサートでは、さきらジュニアオーケストラを迎え、新曲「ほほえむちから」を発表します。
この曲は、「障害者福祉の父」とよばれている糸賀一雄氏の生誕100年を記念してつくられました。
7月には日本を代表するミュージシャンやさきらジュニアオーケストラ、滋賀県民を中心とする有志の合唱、総勢207人によるレコーディングが行われました。
このコンサートでは、できたてほやほやのCDも発売される予定です。(定価¥1,000+税)
また、NO-MAでは小室等さんが総合プロデュースを務 …
今日は美術館に、昭和21年に八幡小学校に入学をされた一礼会の皆様がいらっしゃいました。
みなさん70代とは思えないくらいお元気さにまさに快走老人で、恩師の先生とNO-MAの紹介や展覧会を楽しみながら鑑賞されていたのが印象的でした。
様々な質問をいただいたりして皆さんの関心の高さにを感じました。
学生時代を八幡で過ごされたこともありみなさん当時のNO-MA界隈についてもよくご存知でした。
恩師の先生は若いころ、お友達が当時のNO-MAに住んでいたこともあり改修される前の建物の様子を懐かしく語られていました。
カカシがどのような経緯で作られたのか尋ねられたり、また人間のよ …
NO-MA開館10周年特別企画展「快走老人録Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」の出展者のお一人、小西節雄さん(67歳・滋賀県東近江市在住)。本物の人間と思い、つい声をかけてしまうほどの「人感」を持ったカカシを次々と作っている小西さんの制作現場とカカシの居場所、畑を訪ねました。
小西さんの畑。定年退職後に始まったカカシ制作。最初は3~4体だったそうですが、取材に訪れたこの日は25体のカカシが畑のあちこちに。この写真の中には小西さんもいらっしゃいます。
快走老人録Ⅱを宣伝してくれているカカシもいました。
カカシ作りには、時事ネタやたまたま見聞きしたことに着想を得ているそ …
NO-MAを吹き抜ける風に金木犀の香りが運ばれてくるようになりました。
すっかり秋の陽気ですね。
快走老人録Ⅱ展の見どころの一つをご紹介します。
白井貞夫さんの展示コーナーには箸袋が沢山入ったケースがあります。
こちらは普段、白井さんが箸袋を分類する前に集めておくケースだそうです。
たくさんの箸袋は白井さんが箸袋を集めていることを知っているご近所の方が箸袋をためてポストに入れてくれるのだそうです。
今回はそのケースをNO‐MAに置き、集まった箸袋をご来場のみなさんに持ち帰ってもらえるようにと白井さんからご提案をいただきました。
鑑賞される中で箸袋を手に取りながら「こんな箸 …